＜KKT杯バンテリンレディス　事前情報◇14日◇熊本空港カントリークラブ（熊本県）◇6499ヤード・パー72＞

昨年大会で2位タイに入った小祝さくらが、今季のリベンジに燃えている…、かと思えば、いつも通りの自然体。開幕を翌日に控えた木曜の練習ラウンドを終えて、静かに意気込みを語った。

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前週は今季初の予選落ちを喫した。ここまでの最高成績は36ホールの短縮競技となった「アクサレディス」の5位タイ。そんななかで「一打のミスはありますが、パットは悪くなかった」と、決勝ラウンドに進めなかった先週の結果も前向きに捉えることができている。

今年はスイング改造にも取り組んでいる。いまは「インサイドから下りてくる」というクセの修正を行うが、焦りはない。予選ラウンドを突破するため、「悪いイメージをなくして、攻めのゴルフをしたい」と初日を乗り切る構えで、一歩ずつ前に進むつもりだ。

その初日は24歳の誕生日。「特に、なにも…」と意識は変わらないと話す。「毎年すぐに終わっていくので」。1年間を通して浮き沈みがない。小祝の気持ちは、いつでも穏やかだ。