2016年の「日本女子アマチュア選手権」などの実績を引っ提げ、2度目の受験となった18年のプロテストに合格。翌年にはシード入りも果たし、優勝争いに何度も顔を出したが勝ちきれなかった。単独首位で最終日最終組入りを果たした今大会2日目終了後には、「今までは出ないオバケを怖がっていた」とこれまでの優勝争い時の心境を独特に表現したが、「きょうは今までよりも落ち着いてゴルフができました」とやっと“幻想”を払拭することができた。
最後50センチのウイニングパットを決めると、両手を突き上げたが、すぐにその手で涙を拭った。そしてグリーンサイドで待っていた大里桃子、同組だった木下彩ら同学年の選手と喜びを分かち合う。先週の植竹希望に続き、2週連続で1998年度生まれの黄金世代が勝利。同世代11人目の初優勝者となった。
インタビュー中も終始、涙声。さらに表彰式でも、「ずっと勝てない時も支えてくれた両親に感謝しかないです」と一番身近な人に思いを伝える時には言葉を震わせた。バックに広がる太平洋から吹く潮風も相まって、初めての優勝の味は塩っ辛いものになった。
最後50センチのウイニングパットを決めると、両手を突き上げたが、すぐにその手で涙を拭った。そしてグリーンサイドで待っていた大里桃子、同組だった木下彩ら同学年の選手と喜びを分かち合う。先週の植竹希望に続き、2週連続で1998年度生まれの黄金世代が勝利。同世代11人目の初優勝者となった。
インタビュー中も終始、涙声。さらに表彰式でも、「ずっと勝てない時も支えてくれた両親に感謝しかないです」と一番身近な人に思いを伝える時には言葉を震わせた。バックに広がる太平洋から吹く潮風も相まって、初めての優勝の味は塩っ辛いものになった。