<フジサンケイレディスクラシック 最終日◇24日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6447ヤード・パー71>
見事な返り咲きだった。1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの6オーバー「41」で初日の前半を折り返した小祝さくら。予選通過も危ぶまれる位置にいたが、終わってみれば決勝進出どころか、6位タイの好フィニッシュを決めていた。
両親とともに初優勝を喜ぶ高橋彩華【写真】
3日間を通じて、アウト9ホールでの「41」は今大会ワースト。「どうしようかな、と心配しかなかった」というすべり出しとなったが、その後はまるで別人かのようなプレーを見せ始めた。初日の後半に3バーディ・ボギーなしでスコアを伸ばすと、2日目には5バーディ・ボギーなしの「66」、最終日は4バーディ・ボギーなしの「67」でプレー。45ホール連続ノーボギーで、リーダーボードを勢いよく駆け上がった。
「よくここまで巻き返すことができたな」と本人もビックリのカムバック。その理由は、自分自身で気付いたラウンド中の調整にあったという。左に出てしまうミスが多かったショットだが、「いろいろやってみて、インサイドに上げるように意識したらよくなった」と、初日の前半4/9だったパーオン率は、後半は8/9に。2日目は17/18、最終日は16/18(外した2ホールはカラー)。「ショットが良くなると、こんなにガラッと変わるんだ」と持ち味のショット力を光らせた。
初日の「41」がなければ…と悔いは残る。「エンジンがかかるのがもう少し早くなったらいいかな」。これで今季8戦目を終えたが、まだ優勝争いを演じることはできていない。「優勝争いする位置で最終日を迎えたいですね」。次戦は初日の1番ホールからギアを入れ、ロケットスタートをしてみせる。(文・笠井あかり)
見事な返り咲きだった。1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの6オーバー「41」で初日の前半を折り返した小祝さくら。予選通過も危ぶまれる位置にいたが、終わってみれば決勝進出どころか、6位タイの好フィニッシュを決めていた。
両親とともに初優勝を喜ぶ高橋彩華【写真】
3日間を通じて、アウト9ホールでの「41」は今大会ワースト。「どうしようかな、と心配しかなかった」というすべり出しとなったが、その後はまるで別人かのようなプレーを見せ始めた。初日の後半に3バーディ・ボギーなしでスコアを伸ばすと、2日目には5バーディ・ボギーなしの「66」、最終日は4バーディ・ボギーなしの「67」でプレー。45ホール連続ノーボギーで、リーダーボードを勢いよく駆け上がった。
「よくここまで巻き返すことができたな」と本人もビックリのカムバック。その理由は、自分自身で気付いたラウンド中の調整にあったという。左に出てしまうミスが多かったショットだが、「いろいろやってみて、インサイドに上げるように意識したらよくなった」と、初日の前半4/9だったパーオン率は、後半は8/9に。2日目は17/18、最終日は16/18(外した2ホールはカラー)。「ショットが良くなると、こんなにガラッと変わるんだ」と持ち味のショット力を光らせた。
初日の「41」がなければ…と悔いは残る。「エンジンがかかるのがもう少し早くなったらいいかな」。これで今季8戦目を終えたが、まだ優勝争いを演じることはできていない。「優勝争いする位置で最終日を迎えたいですね」。次戦は初日の1番ホールからギアを入れ、ロケットスタートをしてみせる。(文・笠井あかり)