最終日に一緒にプレーしていた木下彩も黄金世代のひとり。「目の前で優勝を見られてうれしいですね。先週の植竹のときは(会場に)残っていなかったので…。いい経験になりました」と“初優勝”となるプレーを間近で見て、勝者を祝福した。
さらにグリーンサイドには、ホールアウトから1時間30分も経過している大里桃子の姿もあった。帰宅準備を進めていたが、高橋が優勝争いを繰り広げているリーダーボードを見て、スケジュールを変更したという。「いままではわたしが待っている立場だったけど、待ってもらえる立場になって泣いてくれて…うれしかったです」と高橋。大粒の涙を流している高橋のもとに駆け寄る大里の目にも涙。切磋琢磨しているライバルとして、そして苦楽をともにしてきた仲間として、感情が込みあがる。
優勝した親友に心からの「おめでとう」という言葉をかけ、自分のことかのように喜び、一緒に涙を流す。そのような光景をみて、思わず涙を拭った人も多いのではないだろうか。(文・笠井あかり)
さらにグリーンサイドには、ホールアウトから1時間30分も経過している大里桃子の姿もあった。帰宅準備を進めていたが、高橋が優勝争いを繰り広げているリーダーボードを見て、スケジュールを変更したという。「いままではわたしが待っている立場だったけど、待ってもらえる立場になって泣いてくれて…うれしかったです」と高橋。大粒の涙を流している高橋のもとに駆け寄る大里の目にも涙。切磋琢磨しているライバルとして、そして苦楽をともにしてきた仲間として、感情が込みあがる。
優勝した親友に心からの「おめでとう」という言葉をかけ、自分のことかのように喜び、一緒に涙を流す。そのような光景をみて、思わず涙を拭った人も多いのではないだろうか。(文・笠井あかり)