最終18番では、残り190ヤードから4番ユーティリティでの2打目が2オン。ダメ押しとなるバーディを奪い、トータル10アンダーで逆転優勝に成功した。これで今季7戦4勝。“勢い”という言葉だけでは片づけることのできない、神がかった一打でまた一つ勝利を積み重ねた。
2週前の「KKT杯バンテリンレディス」会場入り後に寝違えのような症状で首を痛め欠場。今週が3試合ぶりの復帰戦だった。ようやく練習を再開できたのは、1週前の22日(金)から。「そこまで自分に期待していないなか、優勝できたのはすごくうれしい」。少しのブランク、体調の不安なども今の西郷を止めるにはいたらない。
次戦は今季メジャー初戦の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(茨城県・茨城ゴルフ倶楽部 西コース)。東コースで行われた昨年は、最終日を2位で迎えながら手にすることはできなかったビッグタイトルだ。「力み過ぎて空回りした記憶がある悔しい大会」。それを晴らすにふさわしい力を、一年をかけて培ってきた。あす2日(月)にはさっそく会場入りし、準備を進めていく。
地元・千葉県で早くも4つ目となる優勝カップを掲げた。その脅威的なペースに、本人も「早く1勝できればと思っていたなかで、こんなにいい結果が出るとは思ってもいなかった」と戸惑いすら感じるほど。またこの優勝で来年3月開催の米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」出場権も手にした。「もともとプロを目指したときから海外志向は強い。そういう機会はうれしい」。順調すぎるほどのシーズン序盤戦を過ごしている。来週には“西郷時代の到来”を、さらに印象づけることになるのだろうか。(文・間宮輝憲)
2週前の「KKT杯バンテリンレディス」会場入り後に寝違えのような症状で首を痛め欠場。今週が3試合ぶりの復帰戦だった。ようやく練習を再開できたのは、1週前の22日(金)から。「そこまで自分に期待していないなか、優勝できたのはすごくうれしい」。少しのブランク、体調の不安なども今の西郷を止めるにはいたらない。
次戦は今季メジャー初戦の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(茨城県・茨城ゴルフ倶楽部 西コース)。東コースで行われた昨年は、最終日を2位で迎えながら手にすることはできなかったビッグタイトルだ。「力み過ぎて空回りした記憶がある悔しい大会」。それを晴らすにふさわしい力を、一年をかけて培ってきた。あす2日(月)にはさっそく会場入りし、準備を進めていく。
地元・千葉県で早くも4つ目となる優勝カップを掲げた。その脅威的なペースに、本人も「早く1勝できればと思っていたなかで、こんなにいい結果が出るとは思ってもいなかった」と戸惑いすら感じるほど。またこの優勝で来年3月開催の米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」出場権も手にした。「もともとプロを目指したときから海外志向は強い。そういう機会はうれしい」。順調すぎるほどのシーズン序盤戦を過ごしている。来週には“西郷時代の到来”を、さらに印象づけることになるのだろうか。(文・間宮輝憲)