＜ブリヂストンレディス　事前情報◇17日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）◇6713ヤード・パー72＞

指定練習日の17日（火）、大会を主催するブリヂストンと契約する宮里藍が、吉田優利ら若手プロや、アマチュア選手が参加するトークイベントに出席。「こういう機会でもないと若手選手と触れ合う機会がない。何を考えているのかを知ることができて、自分への情報のためにも貴重でした。（当時）何を考えていたっけなって思い出しながら（笑）」と、その時間を楽しんだ。

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イベント終了後の囲み取材では、この大会で今季の日本ツアー初戦を迎える渋野日向子に“エール”も送った。同じサントリー所属で、自身と同じように米国ツアーに進んだ後輩について、「調子がよさそうですよね。見てる限りではアメリカのコースとかに対応してきた感じがする」と最近の活躍ぶりを評価。「移動だったり環境の変化への対応は時間がかかるけど、彼女の実力を発揮する土台はできたのかなーって、偉そうに見ています（笑）」と冗談も交じえつつ、さらなる飛躍への期待をこめた。

ルーキーイヤーを戦う今季、渋野はメジャー大会「シェブロン選手権」4位や、「ロッテ選手権」の2位と、早くも優勝争いを経験。すでに来季のシード入りも確実という状況だ。これには宮里も「すごくいいスタート。見ていて楽しそうだし、それがうれしい」と目を輝かせている。

米国で世界ランク1位にまでのぼりつめた選手として、アドバイスも。「私の1年目は楽しかった記憶しかない。自分が知らないゴルフ、日本と違うスタイルの選手がたくさんいて、ゴルフの世界がパッと広がった感じでした。日向子ちゃんの場合は（全英制覇など）結果を残しているので、結果を求められてしまいがち。まだルーキーなので、これからのためにも今は時間を積み上げることが重要」。焦らずゆっくりアジャストしていくことの大事さを説いた。