バリバリに試合に出ていた現役時代には考えられないことでした。自分に自信を持っていた頃のことを、改めて振り返ってみたのですが「このまま打ったら引っかけちゃうんじゃないか」などということは記憶にありません。不安なら、仕切り直して不安をなくしてから打つのは当たり前のことだったからです。現役の最後のほうには、そういうこともあったかもしれませんが…。
もうひとつ、ゴルフは個人競技ですが、試合でも実際は一人でプレーしているわけではないのに、なんだか自分一人でバタバタしてしまったということも感じています。レジェンズは3バッグで同伴競技者とキャディを共有しますが、それでもキャディさんは唯一の自分の味方。さらに、同伴競技者のプレーも、風やコースの状態の参考になるし、リズムを作ります。それなのに、一人で戦ってしまった、というか…。みなさんにわかっていただけるでしょうか?
結局、後半は『40』を叩いてしまったのです。この日は4オーバーの「76」でトータル5オーバー。30位タイという結果に終わりました。
心の弱さと、100ヤード以内のアプローチの精度。この2つが大きな課題だと感じています。それでも、楽しかっただけの去年とは違い、課題が見えてきたので、さらに準備を整えて、次の試合、「ボンドカップ」(8月3〜4日、三重、近鉄賢島CC)に備えたいと思います。
真夏の暑い盛りの試合でもあり、安定した土台となる体力も必要です。特にブレない下半身。定期的に走ったり、プールに通ったりして頑張っていきたいと思います。自分の弱さを払しょくするためには、まずは体力、そして練習を繰り返して、自信をつけること。年齢を重ねても、やることは同じだということを改めて実感しました。
原田香里(はらだ・かおり)
1966年10月27日生まれ、山口県出身。名門・日大ゴルフ部にで腕を磨き1989年のプロテストに合格。92年の「ミズノオープンレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝。93年には「日本女子プロゴルフ選手権大会」、「JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦」勝利で公式戦2冠を達成。通算7勝。その後は日本女子プロゴルフ協会の運営に尽力し21年3月まで理事を務めた。
もうひとつ、ゴルフは個人競技ですが、試合でも実際は一人でプレーしているわけではないのに、なんだか自分一人でバタバタしてしまったということも感じています。レジェンズは3バッグで同伴競技者とキャディを共有しますが、それでもキャディさんは唯一の自分の味方。さらに、同伴競技者のプレーも、風やコースの状態の参考になるし、リズムを作ります。それなのに、一人で戦ってしまった、というか…。みなさんにわかっていただけるでしょうか?
結局、後半は『40』を叩いてしまったのです。この日は4オーバーの「76」でトータル5オーバー。30位タイという結果に終わりました。
心の弱さと、100ヤード以内のアプローチの精度。この2つが大きな課題だと感じています。それでも、楽しかっただけの去年とは違い、課題が見えてきたので、さらに準備を整えて、次の試合、「ボンドカップ」(8月3〜4日、三重、近鉄賢島CC)に備えたいと思います。
真夏の暑い盛りの試合でもあり、安定した土台となる体力も必要です。特にブレない下半身。定期的に走ったり、プールに通ったりして頑張っていきたいと思います。自分の弱さを払しょくするためには、まずは体力、そして練習を繰り返して、自信をつけること。年齢を重ねても、やることは同じだということを改めて実感しました。
原田香里(はらだ・かおり)
1966年10月27日生まれ、山口県出身。名門・日大ゴルフ部にで腕を磨き1989年のプロテストに合格。92年の「ミズノオープンレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝。93年には「日本女子プロゴルフ選手権大会」、「JLPGA明治乳業カップ年度最優秀女子プロ決定戦」勝利で公式戦2冠を達成。通算7勝。その後は日本女子プロゴルフ協会の運営に尽力し21年3月まで理事を務めた。