＜リゾートトラストレディス　最終日◇29日◇メイプルポイントゴルフクラブ（山梨県）◇6580ヤード・パー72＞

小祝さくらが最終日、2バーディ・1ボギーの「71」をマーク。トータル17アンダーまで伸ばして2打差で逃げ切り今季初優勝。ツアー通算7勝目を挙げた。「意外と長くなかった。がんばって早く勝てた方だと思います」と、ドローからフェードへの持ち球変更を乗り越え、安堵の表情を浮かべた。

小祝さくらを後押ししたクマちゃん

5I〜7Iはポケットキャビティの『Z585』で、8I〜PWはハーフキャビティの『ZX7』と、昨年の終盤から下の番手だけ変更。変更時に理由を「ポケットキャビティだと球が上がりすぎてしまったり、飛びすぎたりする誤差が出たので。（下の番手を変更して）上がりすぎや飛びすぎがなくなりました」と話していた。

開幕時から小祝のクラブセッティングに大きな変更点はないが、今大会は予選と決勝で5番ウッドと47度のウェッジを入れ替えていた。

「予選ラウンドのパー5に5番ウッドでちょうど2オンを狙える距離があって、決勝ラウンドでは5番ウッドを入れました。だけど、決勝になったらティショットがラフにいって2オンを狙えなかったり、5番ウッドを使う状況がなくて。逆に47度が必要な状況が多かったです（笑）」