「稲見萌寧さんがやっているのを知って、自分もやってみようかなと思いました。右足のキックを行うことで、スイングの際に右腰が下がるクセがなくなり、飛距離アップにつながりました」と、今度は曲がらない230〜240ヤードを手にしたという。
飛距離が伸びたことで一時はアイアンの距離感が合わずに悩んだこともあったが、それも修正して、ようやく本来の実力を発揮できるようになってきた。ちなみに、キックボクシングのジムには昨年の冬から通い始め、現在でも週に4回はトレーニングに励んでいるという。1回2時間半を要するが、ストレッチからトレーニング、シャドー、キックとパンチの練習と本格的だ。当初はトレーナーから長続きしないと思われていたが、今ではプロを目指してみないかと誘われるほどにまで上達している。
今大会では昨年以上の成績を残すことをノルマに掲げているが、2週後に開催される「日本女子アマチュア選手権」にも照準を合わせている。同学年には今年の「全米女子オープン」に出場している馬場咲希、伊藤二花に日本アマチュアランキング3位の手塚彩馨、同4位の上田澪空ら強豪がそろうだけに、そう簡単にはタイトルを獲らせてはもらえないだろうが、まずは今大会で上位に食い込み、弾みをつけられるか要注目だ。(文・山西英希)
飛距離が伸びたことで一時はアイアンの距離感が合わずに悩んだこともあったが、それも修正して、ようやく本来の実力を発揮できるようになってきた。ちなみに、キックボクシングのジムには昨年の冬から通い始め、現在でも週に4回はトレーニングに励んでいるという。1回2時間半を要するが、ストレッチからトレーニング、シャドー、キックとパンチの練習と本格的だ。当初はトレーナーから長続きしないと思われていたが、今ではプロを目指してみないかと誘われるほどにまで上達している。
今大会では昨年以上の成績を残すことをノルマに掲げているが、2週後に開催される「日本女子アマチュア選手権」にも照準を合わせている。同学年には今年の「全米女子オープン」に出場している馬場咲希、伊藤二花に日本アマチュアランキング3位の手塚彩馨、同4位の上田澪空ら強豪がそろうだけに、そう簡単にはタイトルを獲らせてはもらえないだろうが、まずは今大会で上位に食い込み、弾みをつけられるか要注目だ。(文・山西英希)