「すべてのホールで無理にピンを狙ったりするのではなく、コースマネジメントに徹しながら、攻めるところは攻める、刻むところは刻むといったように、メリハリをつけたプレーを心がけるようになりました」
当初は、やはり早く結果を出したいという気持ちもあったのだろう。ティショットでは当たり前のようにドライバーを持つことが多かった。しかし、岩井のゴルフを見守ってきた父親の雄士氏によると、最近はウッドやアイアンをティショットで使用する姿を目にする機会が増えたという。「ブリヂストンレディスに出場したとき、いくらティショットを飛ばしても、ラフに入れると難易度が上がることを実感したのか、それ以来、ドライバーを持つ機会が減りましたね」と雄士氏は証言する。
もちろん、マネジメントだけではない。オフシーズンはもちろん、シーズンに入ってからも大学などでトレーニングに励んだことで、ドライバーの飛距離が昨年よりも10〜20ヤードアップ。ここ一番でバーディを奪取したい時の武器になっている。
ホステスプロとして臨んだ大会でツアー初優勝を飾れば、ドラマチックではあるが、岩井自身に気負いはない。「自分のやるべきことをやるだけだと思います」。2日目と同じように無我夢中で最終日を戦うつもりだ。(文・山西英希)
当初は、やはり早く結果を出したいという気持ちもあったのだろう。ティショットでは当たり前のようにドライバーを持つことが多かった。しかし、岩井のゴルフを見守ってきた父親の雄士氏によると、最近はウッドやアイアンをティショットで使用する姿を目にする機会が増えたという。「ブリヂストンレディスに出場したとき、いくらティショットを飛ばしても、ラフに入れると難易度が上がることを実感したのか、それ以来、ドライバーを持つ機会が減りましたね」と雄士氏は証言する。
もちろん、マネジメントだけではない。オフシーズンはもちろん、シーズンに入ってからも大学などでトレーニングに励んだことで、ドライバーの飛距離が昨年よりも10〜20ヤードアップ。ここ一番でバーディを奪取したい時の武器になっている。
ホステスプロとして臨んだ大会でツアー初優勝を飾れば、ドラマチックではあるが、岩井自身に気負いはない。「自分のやるべきことをやるだけだと思います」。2日目と同じように無我夢中で最終日を戦うつもりだ。(文・山西英希)