<リシャール・ミル ヨネックスレディス 最終日◇5日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6475ヤード・パー72>
首位と2打差のトータル4アンダーでスタートした岩井千怜だったが、3番パー3で3パットのボギーを叩いたあと、6番パー5では2打目を左のOBゾーンに打ち込み、ダブルボギーを叩く。この時点で首位の稲見萌寧とは7打差に広がっていた。
感極まって涙を流す岩井千怜【写真】
ハーフターン後の10番でもボギーを叩くとついに貯金がなくなり、イーブンパーに。もはや優勝争いどころではない。昨年のQTランキングが90位と奮わず、今季は8試合推薦出場に頼るしかない岩井にとって、今回は絶好のポイント獲得のチャンスだったが、あっさりとそのチャンスを手放すのかと思われた。
しかし、岩井はあきらめていなかった。いや、最初からマイナスの気持ちにはなっていなかったのかもしれない。「初めての最終日最終組でしたが、いつもと同じようにプレーできました。私自身、思った以上に緊張感がなくてびっくりしたぐらいです」と笑う。スコアを落としたことに関しても「攻めた結果であり、失敗だとは思っていませんでした」という。実は、前週の「リゾートトラストレディス」からあることを決めていた。
それまではカップに対してジャストに近いタッチで打っていたのを、思い切って1.5メートルぐらいオーバーさせるつもりで打つようにしたのだ。その結果、パッティングのカップイン率が上がり、スコアが出るようになった。今大会の最終日も考えていたのはそのことだけで、実際にボギーやダブルボギーを叩いたホールでもファーストパットをショートすることはなかった。
首位と2打差のトータル4アンダーでスタートした岩井千怜だったが、3番パー3で3パットのボギーを叩いたあと、6番パー5では2打目を左のOBゾーンに打ち込み、ダブルボギーを叩く。この時点で首位の稲見萌寧とは7打差に広がっていた。
感極まって涙を流す岩井千怜【写真】
ハーフターン後の10番でもボギーを叩くとついに貯金がなくなり、イーブンパーに。もはや優勝争いどころではない。昨年のQTランキングが90位と奮わず、今季は8試合推薦出場に頼るしかない岩井にとって、今回は絶好のポイント獲得のチャンスだったが、あっさりとそのチャンスを手放すのかと思われた。
しかし、岩井はあきらめていなかった。いや、最初からマイナスの気持ちにはなっていなかったのかもしれない。「初めての最終日最終組でしたが、いつもと同じようにプレーできました。私自身、思った以上に緊張感がなくてびっくりしたぐらいです」と笑う。スコアを落としたことに関しても「攻めた結果であり、失敗だとは思っていませんでした」という。実は、前週の「リゾートトラストレディス」からあることを決めていた。
それまではカップに対してジャストに近いタッチで打っていたのを、思い切って1.5メートルぐらいオーバーさせるつもりで打つようにしたのだ。その結果、パッティングのカップイン率が上がり、スコアが出るようになった。今大会の最終日も考えていたのはそのことだけで、実際にボギーやダブルボギーを叩いたホールでもファーストパットをショートすることはなかった。