「フォロワーさんからは『気にしないで』と連絡がきたり。でも私のことじゃないんです。ひとの記事を見て嫌だなと思って」。他人のSNSに気分を害したことを載せただけ、と説明した。稲見自身に実害があったわけではなかった。
「プライベートでつぶやいたことがネットニュースに載るのは怖いなと思いました。SNS系は相当考えて制御しないといけないなと。もともとそういうのは分かっているので、言葉の遣い方とかは気をつけています」
ファンとの距離が縮まるツールであり、プロアスリートにとっては自分を発信、さらにはスポンサーの露出など、様々な側面をもつのがSNS。ところが使い方を間違えれば、心ない反応に心を痛めたり、脅迫や嫌がらせにまで発展するケースも出ている社会問題。五輪メダリストという立場で、プロアスリートを代表する稲見の勇気ある声が、良心に届くことを願う。(文・高桑均)
「プライベートでつぶやいたことがネットニュースに載るのは怖いなと思いました。SNS系は相当考えて制御しないといけないなと。もともとそういうのは分かっているので、言葉の遣い方とかは気をつけています」
ファンとの距離が縮まるツールであり、プロアスリートにとっては自分を発信、さらにはスポンサーの露出など、様々な側面をもつのがSNS。ところが使い方を間違えれば、心ない反応に心を痛めたり、脅迫や嫌がらせにまで発展するケースも出ている社会問題。五輪メダリストという立場で、プロアスリートを代表する稲見の勇気ある声が、良心に届くことを願う。(文・高桑均)