<ニチレイレディス 初日◇17日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6527ヤード・パー72>
後半は1イーグルに5バーディ。固め打ちのハーフ「29」で、前半の1アンダーに7つ上乗せ。終わってみれば「64」の自己ベストをマークし、8アンダーの単独首位。ルーキーの佐藤心結(みゆ)にとっては、忘れられない一日となった。
渋野日向子とともにトロフィーを掲げる佐藤心結【写真】
昨年10月の「スタンレーレディス」でアマチュアながらプレーオフに残り、最後は渋野日向子に振り切られたものの、一気にその名前が知れ渡った。その後11月にプロテストに合格。鳴り物入りでツアー参戦を開始した。今季開幕から5戦で13位タイが2回、予選落ちは1回のみと順調なスタートを切ったかに見えたが…。
序盤の勢いは影を潜めて、7戦連続予選落ち。「得意なショットから崩れたのもあったけど、メンタル面が大きかったです」。飛距離が持ち味の佐藤にとってパー5は格好のバーディチャンス…となるはずだが、平均スコアは83位。「パー5できわどい所を狙ってグリーン近くまでいったにもかかわらず、ボギーを打ったりしていた」と分析。そこで攻め方を変えた。
2オンが狙えそうでも届かない。そんなときでもグリーンを狙っていたが、「得意ではない」という20、30ヤードのアプローチで寄せきれない。そこで考えたのが、割り切りだ。「60、70ヤード残して、スピンがかかる距離にあえて(2打目を)置くことにしました」。とにかく近くに運ぶ作戦からマネジメントを考え直した。
後半は1イーグルに5バーディ。固め打ちのハーフ「29」で、前半の1アンダーに7つ上乗せ。終わってみれば「64」の自己ベストをマークし、8アンダーの単独首位。ルーキーの佐藤心結(みゆ)にとっては、忘れられない一日となった。
渋野日向子とともにトロフィーを掲げる佐藤心結【写真】
昨年10月の「スタンレーレディス」でアマチュアながらプレーオフに残り、最後は渋野日向子に振り切られたものの、一気にその名前が知れ渡った。その後11月にプロテストに合格。鳴り物入りでツアー参戦を開始した。今季開幕から5戦で13位タイが2回、予選落ちは1回のみと順調なスタートを切ったかに見えたが…。
序盤の勢いは影を潜めて、7戦連続予選落ち。「得意なショットから崩れたのもあったけど、メンタル面が大きかったです」。飛距離が持ち味の佐藤にとってパー5は格好のバーディチャンス…となるはずだが、平均スコアは83位。「パー5できわどい所を狙ってグリーン近くまでいったにもかかわらず、ボギーを打ったりしていた」と分析。そこで攻め方を変えた。
2オンが狙えそうでも届かない。そんなときでもグリーンを狙っていたが、「得意ではない」という20、30ヤードのアプローチで寄せきれない。そこで考えたのが、割り切りだ。「60、70ヤード残して、スピンがかかる距離にあえて(2打目を)置くことにしました」。とにかく近くに運ぶ作戦からマネジメントを考え直した。