<ニチレイレディス 2日目◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6527ヤード・パー72>
18番グリーンが最後の最後に大きく沸いた。大会2日目、最終組が18番グリーンに到達すると、そこで大歓声を引き出したのはルーキーの佐藤心結(みゆ)だった。初日に「64」を叩き出し単独首位発進を決め、この日は最終組でのラウンド。ここで教科書通りのイーグルを決め、コブシを握って歓声に応えた。
こん身ガッツポーズの後はこの笑顔【写真】
単独首位からのスタートで出だしをバーディ。前半は3バーディ・1ボギーとスコアを伸ばして後半に入った。ところが11番でボギーが来ると、首位の座を明け渡した。「後半はボギーが先行して、チャンスについてもパターが入らない苦しい展開でした」。プロとしてはじめての最終組で、うまくスコアをつくることができない。
起死回生の瞬間は18番パー5。ピンまで213ヤードの2打目を2番UTでピン手前5メートルにつけると、これを決めてイーグル。首位タイに返り咲き、これまたプロとしてはじめての最終日最終組を射止めた。
「イーグルが獲れて、ご褒美がきてうれしかったです」。5メートルを決めた瞬間、「いつもより大きめにしようと思って」と、こん身ガッツポーズの裏をはにかみながら明かす。「最後にイーグルを獲ったときのギャラリーさんの歓声がすごくうれしかったです」。声援に応えるプラスアルファのガッツポーズは、佐藤なりのファンサービスだった。
18番グリーンが最後の最後に大きく沸いた。大会2日目、最終組が18番グリーンに到達すると、そこで大歓声を引き出したのはルーキーの佐藤心結(みゆ)だった。初日に「64」を叩き出し単独首位発進を決め、この日は最終組でのラウンド。ここで教科書通りのイーグルを決め、コブシを握って歓声に応えた。
こん身ガッツポーズの後はこの笑顔【写真】
単独首位からのスタートで出だしをバーディ。前半は3バーディ・1ボギーとスコアを伸ばして後半に入った。ところが11番でボギーが来ると、首位の座を明け渡した。「後半はボギーが先行して、チャンスについてもパターが入らない苦しい展開でした」。プロとしてはじめての最終組で、うまくスコアをつくることができない。
起死回生の瞬間は18番パー5。ピンまで213ヤードの2打目を2番UTでピン手前5メートルにつけると、これを決めてイーグル。首位タイに返り咲き、これまたプロとしてはじめての最終日最終組を射止めた。
「イーグルが獲れて、ご褒美がきてうれしかったです」。5メートルを決めた瞬間、「いつもより大きめにしようと思って」と、こん身ガッツポーズの裏をはにかみながら明かす。「最後にイーグルを獲ったときのギャラリーさんの歓声がすごくうれしかったです」。声援に応えるプラスアルファのガッツポーズは、佐藤なりのファンサービスだった。