辻村氏は、パッティングの向上も勝因に挙げる。木村のパーオンホールの平均パット数を見てみると、2018年が1.8613(69位)、19年は1.8429(59位)、20-21年シーズンは1.8222(32位)、そして22年は1.8042(18位)と、年々向上している。
「19年から南コーチの指導を受けていると聞きました。覚悟を決めて香川県に引っ越して、コーチとともに研鑽(けんさん)を積んできた成果だと思います。平均パット数は0.1ポイント違うだけで大きく変わります。着実に平均パット数を上げ、今では1.7が見えてきています。このまま上達していけば、メジャーでの勝利もあるでしょう」(辻村氏)
そして最後に、木村の初優勝を阻むのではないかというゴルフを最終18番まで続けた、前週「ニチレイレディス」で今季初優勝を遂げた西村優菜の追い込みについても。「西村さんは自分から崩れるところがありません。今大会は1打差で2位タイでしたが、今シーズンまだまだ勝利を重ねていくのではないでしょうか」と、辻村氏は着目していた。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。
「19年から南コーチの指導を受けていると聞きました。覚悟を決めて香川県に引っ越して、コーチとともに研鑽(けんさん)を積んできた成果だと思います。平均パット数は0.1ポイント違うだけで大きく変わります。着実に平均パット数を上げ、今では1.7が見えてきています。このまま上達していけば、メジャーでの勝利もあるでしょう」(辻村氏)
そして最後に、木村の初優勝を阻むのではないかというゴルフを最終18番まで続けた、前週「ニチレイレディス」で今季初優勝を遂げた西村優菜の追い込みについても。「西村さんは自分から崩れるところがありません。今大会は1打差で2位タイでしたが、今シーズンまだまだ勝利を重ねていくのではないでしょうか」と、辻村氏は着目していた。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、松森彩夏、吉田優利などを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。