欧米ではもっと早くから定着していたプロキャディは、日本では男子ツアーで先に増え始めました。女子ツアーでもちらほら見られたのですが、男子の試合数減少に伴い、女子ツアーに一気に増えたようです。試合がなければ選手だけでなくキャディも稼げないからだということは、容易に想像できますね。
時が流れ、ゴルフ界を取り巻く環境も変わって、現在では大会側がキャディを用意するのに苦労するケースが増えています。セルフプレーのコースが増えてハウスキャディがあまりいないこと、アルバイトもゴルフ部の学生が減ったり、キャディ業務に積極的な人があまりいないという事情からではないかと思います。
今と昔では状況がずいぶん違いますが、それでもプレーヤーとキャディの関係は変わらないはずです。規則的には、プレーヤーがアドバイスを求めることができる唯一の人。もちろん、情報を伝え、ゴルフバッグを運び、クラブを手渡すなどプレーの手助けをする役割もあります。
ただ、プレーするのはあくまでもプレーヤーです。ゴルフというゲームにおいて、プレーするということはボールを打つことだけを指すのではありません。コンディションについてジャッジし、コースマネジメントをし、球筋をイメージしてクラブを選んで打つ。このすべてがゴルフプレーなのです。
風向きやその強さをジャッジしたり、距離を測ったり、ラインを読んだりするのはキャディの仕事ではありますが、あくまでもプレーヤーの補佐。キャディは、情報をできる限り集めてプレーヤーに求められたときに伝えるのです。最終的な判断はあくまでもプレーヤー自身がする。プレーしている本人だからです。
私の場合、自分が指示していないのにクラブを手渡されるだけでもイヤでした。1本でなくて複数の選択肢であっても「決めるのは私だから、言われるまでは置いといて」という気持ちです。この時点ですでに心を乱されているので、コミュニケーションに問題が生じてしまっています。プレーヤーが一番イヤなのは、心を乱されることなのです。
時が流れ、ゴルフ界を取り巻く環境も変わって、現在では大会側がキャディを用意するのに苦労するケースが増えています。セルフプレーのコースが増えてハウスキャディがあまりいないこと、アルバイトもゴルフ部の学生が減ったり、キャディ業務に積極的な人があまりいないという事情からではないかと思います。
今と昔では状況がずいぶん違いますが、それでもプレーヤーとキャディの関係は変わらないはずです。規則的には、プレーヤーがアドバイスを求めることができる唯一の人。もちろん、情報を伝え、ゴルフバッグを運び、クラブを手渡すなどプレーの手助けをする役割もあります。
ただ、プレーするのはあくまでもプレーヤーです。ゴルフというゲームにおいて、プレーするということはボールを打つことだけを指すのではありません。コンディションについてジャッジし、コースマネジメントをし、球筋をイメージしてクラブを選んで打つ。このすべてがゴルフプレーなのです。
風向きやその強さをジャッジしたり、距離を測ったり、ラインを読んだりするのはキャディの仕事ではありますが、あくまでもプレーヤーの補佐。キャディは、情報をできる限り集めてプレーヤーに求められたときに伝えるのです。最終的な判断はあくまでもプレーヤー自身がする。プレーしている本人だからです。
私の場合、自分が指示していないのにクラブを手渡されるだけでもイヤでした。1本でなくて複数の選択肢であっても「決めるのは私だから、言われるまでは置いといて」という気持ちです。この時点ですでに心を乱されているので、コミュニケーションに問題が生じてしまっています。プレーヤーが一番イヤなのは、心を乱されることなのです。