思い切りよく打ったショットは、ピンそば60センチに寄っていった。「100点満点のバンカーショットでした」。自画自賛の一打で勝利をつかんだ。
最終日こそ苦しい場面があったというが、4日間を通じてフェアウェイキープ率が51/56で91パーセントというティショットの正確さだった。これも勝因の一つだろう。
「ドライバーの感触はよかったです。これまでは左に引っ張るミスが多かったので、脱力しながら体を閉じて打つことをしっかり考えていました」
西村は「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」(7月21〜24日)と「AIG女子オープン」(全英、8月4〜7日)に向けて渡欧する。この優勝で勢いをつけて海外メジャー2試合に挑むことになったわけだが、「予選を通過して4日間を戦いたいと考えています。“いい経験ができた”では終わりたくありません。しっかり結果を出してきたいと思います」と意気込む。
昨年大会は首位で予選を通過しながらも、最終的に5位タイ。今大会でしっかりリベンジを果たした。先の海外メジャー「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、次はそのリベンジに挑む。「海外メジャーの優勝」を目標に掲げている西村だけに、必ず爪痕を残してくるに違いない。(文・河合昌浩)
最終日こそ苦しい場面があったというが、4日間を通じてフェアウェイキープ率が51/56で91パーセントというティショットの正確さだった。これも勝因の一つだろう。
「ドライバーの感触はよかったです。これまでは左に引っ張るミスが多かったので、脱力しながら体を閉じて打つことをしっかり考えていました」
西村は「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」(7月21〜24日)と「AIG女子オープン」(全英、8月4〜7日)に向けて渡欧する。この優勝で勢いをつけて海外メジャー2試合に挑むことになったわけだが、「予選を通過して4日間を戦いたいと考えています。“いい経験ができた”では終わりたくありません。しっかり結果を出してきたいと思います」と意気込む。
昨年大会は首位で予選を通過しながらも、最終的に5位タイ。今大会でしっかりリベンジを果たした。先の海外メジャー「全米女子オープン」では予選落ちを喫したが、次はそのリベンジに挑む。「海外メジャーの優勝」を目標に掲げている西村だけに、必ず爪痕を残してくるに違いない。(文・河合昌浩)