＜ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ　2日目◇10日◇土佐カントリークラブ(6232ヤード・パー72)＞

　風速10メートルを超える強風で多くの選手がスコアを崩した2日目。この日のベストスコア“70”をマークした上原彩子が7位タイから首位タイに浮上した。

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　上原は「出だしの3ホール、すべて3〜4メートルのパーパットが入ってくれてしのげました」と序盤のピンチをパットでしのぎチャンスを待つ。すると、5番パー3でティショットを約3メートルにつけバーディを先行させる。後半に入っても12番でバーディ奪うとその後はイーブンにまとめ、トータル1アンダーでホールアウト。スコアを落とした初日首位の不動裕理らに追いついた。

　上原は09年にはこの大会を制しており、「相性はいいと思うので頑張ります」と気合いは十分。今年の目標は賞金ランク10位以内とメジャー優勝という上原。ここでの優勝でその目標の実現に弾みをつけたいところだ。

　対照的に初日イーブンパー5位Tとまずまずの位置につけた横峯さくらは、スコアを崩しトータル5オーバー24位タイに後退。「しっかりと番手どおりの距離が打てなかった」とグリーンをショートする場面が目立ち、この日は1つもバーディが奪えなかった。「この風は嫌ですね。明日はアンダーパーで回りたいです」と最終日上位フィニッシュに向け、巻き返しを誓った。