＜ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ　2日目◇10日◇土佐カントリークラブ(6232ヤード・パー72)＞

　2度プロテストに落ち、昨年ようやく合格。そして、今季の開幕戦で優勝し一躍時の人となった斉藤愛璃。この第2戦でも大きな注目を集めたが、初日7オーバー80位タイと大きく出遅れると、この2日目も巻き返しはできなかった。

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　斉藤はINコースからスタート。13番でボギーを先行するも、15、16番で連続バーディを奪取。18番でもスコアを伸ばし、予選突破圏内に順位を上げ折り返す。しかし、後半は強風もあり、10番と11番で連続ボギー。その後もスコアを2つ落としトータル9オーバーまで後退。カットラインに1打及ばず無念の予選落ちとなり、「優勝した次の試合だったので、予選通過したかった」と唇をかんだ。

　吹き付ける風に加え、不慣れな連戦でスイング時に左腰が右に流れる悪いクセが出て「アイアンショットが右にいってしまった」と反省した斉藤。「沖縄は良いコンディションだったので私のレベルでも良いゴルフができましたが、今週のような難しい状況では技術の足りなさを痛感しました」と、初日の雨と寒さ、この日の強風など、タフなコンディションへの対応力が今後の課題となった。

　予選は突破できなかったが、ツアーフル参戦1年目の斉藤にとってはすべてが経験。この悔しさがまた一つ斉藤を大きくする。