当該キャディは15年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」のプロアマ大会で選手と激しく口論。同伴していたアマチュアプレーヤーを不快にさせる態度を見せたなどから、2週間の職務停止処分を受けているが、今回は『注意』だけとなり、その違いについても触れられることはなかった。

今週、JLPGAは帯同キャディに『帯同キャディ規則』を改めて配布して、規則内容の啓蒙を行っている。今後は「開催時期は未定」としながら講習会を行う予定で、「選手に対しては専門家から雇用主としての心構え、帯同キャディに対してはマナーや言葉遣いなどの内容が良いのではないかと思っております。この辺は日本プロキャディー協会とも相談しながら検討しているところです」と寺沢副会長は述べ、再発防止に努めていく。

JLPGAは大西、当該キャディについて「弁明の機会においても、選手、帯同キャディとも真摯に反省しておりまして、再発防止に努める姿も態度も見受けられる」とし、この問題に関しては今回の囲み取材をもって幕引きとなるが、なんともスッキリとしない結末となった。