きょう7月29日は、金澤志奈の27歳の誕生日。昨季は9度のトップ10入りを果たし、賞金ランキング24位で初シードを獲得。今季も「ニチレイレディス」や「資生堂レディス」などで上位フィニッシュ。現在、メルセデスランキングは23位につけている。

金澤志奈は早めのコッキングでクラブを遊ばせない【解説付き連続写真】

茨城県笠間市出身。8歳からゴルフを始め、地元茨城の岩瀬日本大学高校から中央学院大学に進学。16年に「日本女子学生ゴルフ選手権」を制し、プロ転向を決意。翌17年に大学を中退し、7月のプロテストに一発合格を果たした。その後9月に行われたステップ・アップ・ツアー「山陽新聞レディースカップ」でプロ初優勝。QTランク28位で挑んだ18年シーズンは、「ほけんの窓口レディース」で5位タイに入るなどしたが、賞金ランキング57位とシードには手が届かなかった。

翌19年シーズンはQT52位でツアーに参戦。前年も上位に入った「ほけんの窓口レディース」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で2週連続トップ10入りするなど、リランキングで順位を上げてシーズン通して試合に出場するも、わずか25万4989円差の賞金ランキング51位で、シード獲得はならなかった。

前半戦の出場権を得て挑んだ2020-21シーズンは、「ショットが安定するようになって、バーディチャンスにつけられるようになった」と、序盤からトップ10入を重ね1回目のリランキングで14位、2回目のリランキングも6位で突破し、11月の「伊藤園レディス」では自己最高となる2位タイでフィニッシュ。優勝こそなかったものの、賞金ランキング24位で初のシード入りを果たした。

実力のみならず、その愛くるしいビジュアルでも人気の女子プロ。待ち望まれる初優勝へ、後半戦に期待がかかる。