今年の6月くらいからやり始めた「極度なオープンスタンスでインサイドアウト軌道を徹底」するスイングが、見事にはまっている。それが自信になって、今回のノーボギー優勝という結果を生んだ。ただ反省点もある。
「自分なりには攻めるゴルフをやっているつもりだったんですが、最終日はショートするパッティングが多かった印象です。ショットもブレてきました。原因は分かっているので、家に帰ったら素振りをやってイメージを作り直します」
ミスの原因はインサイドアウト軌道を徹底できていないからだという。「右を嫌がってアウトサイドインになり、切り返しが早くなってしまうから」と勝は分析する。コーチとともに技術を向上させている女子プロが多い中、勝は自分で考え、ひとりでスイングを修正している。それも今回の完全試合に役立ったはず。ピンチに追い込まれたとき、自分自身で解決法を見いだすことができるからだ。
今大会直前に急きょ決まった来週の「AIG女子オープン」(全英)への出場。勝はあす、英国に向けて出発する。「とにかく予選を通過して、4日間を戦い抜きたいです。海外の選手が自分とどう違うのかは、一緒に回ってみないと確かなことは分かりませんから」と話していたが、今大会でつかんだ大きな自信を武器に好結果を出してくれることだろう。(文・河合昌浩)
「自分なりには攻めるゴルフをやっているつもりだったんですが、最終日はショートするパッティングが多かった印象です。ショットもブレてきました。原因は分かっているので、家に帰ったら素振りをやってイメージを作り直します」
ミスの原因はインサイドアウト軌道を徹底できていないからだという。「右を嫌がってアウトサイドインになり、切り返しが早くなってしまうから」と勝は分析する。コーチとともに技術を向上させている女子プロが多い中、勝は自分で考え、ひとりでスイングを修正している。それも今回の完全試合に役立ったはず。ピンチに追い込まれたとき、自分自身で解決法を見いだすことができるからだ。
今大会直前に急きょ決まった来週の「AIG女子オープン」(全英)への出場。勝はあす、英国に向けて出発する。「とにかく予選を通過して、4日間を戦い抜きたいです。海外の選手が自分とどう違うのかは、一緒に回ってみないと確かなことは分かりませんから」と話していたが、今大会でつかんだ大きな自信を武器に好結果を出してくれることだろう。(文・河合昌浩)