櫻井のプロとしての大きな目標は“日本女子オープンの優勝”と“賞金女王”になること。そしてこの最終日の同伴競技者は、ツアー16勝で2007年の賞金女王・上田桃子と、ツアー17勝で17年、19年と2度の賞金女王に輝いた鈴木愛のふたりだった。
最終日最終組で、憧れる先輩とのプレー。「とにかく邪魔をしないように…」と緊張しきりだったが、「良い意味での威圧感、強そうという雰囲気があってオーラがすごかったです」と、多くのギャラリーを引き連れて長年トップをひた走る“カリスマ性”に感嘆した。
もちろん、プレーでも学ぶことが多かった。「2打目のつける位置は安全に上りのラインにつけるし、アプローチも上りのラインにしっかりとつけていました。見習わないといけないです。こういうプレーをすればいいんだな、というのが勉強になりました」。プロ1年目で掴みとったこの経験は、これからのゴルファー人生にとって、何にも代え難いものになった。
北の大地で大きな一歩を踏み出した。「ここまでできる力がついてきたんだな、と自信になりました。これからも経験を積んでいきたいです」。2位タイに入ったことで、次戦のレギュラーツアー「NEC軽井沢72」への出場権も獲得。ひと回り、ふた回りと大きく成長して、オーラをまとい、存在感を発揮していきたい。(文・笠井あかり)
最終日最終組で、憧れる先輩とのプレー。「とにかく邪魔をしないように…」と緊張しきりだったが、「良い意味での威圧感、強そうという雰囲気があってオーラがすごかったです」と、多くのギャラリーを引き連れて長年トップをひた走る“カリスマ性”に感嘆した。
もちろん、プレーでも学ぶことが多かった。「2打目のつける位置は安全に上りのラインにつけるし、アプローチも上りのラインにしっかりとつけていました。見習わないといけないです。こういうプレーをすればいいんだな、というのが勉強になりました」。プロ1年目で掴みとったこの経験は、これからのゴルファー人生にとって、何にも代え難いものになった。
北の大地で大きな一歩を踏み出した。「ここまでできる力がついてきたんだな、と自信になりました。これからも経験を積んでいきたいです」。2位タイに入ったことで、次戦のレギュラーツアー「NEC軽井沢72」への出場権も獲得。ひと回り、ふた回りと大きく成長して、オーラをまとい、存在感を発揮していきたい。(文・笠井あかり)