<CAT Ladies 2日目◇20日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>
自己ベストスコアに並ぶ「66」をマークし単独トップに躍り出たラウンド後、岩井千怜の口から繰り返し出てきた言葉は「淡々と」だった。先週の初優勝から、すぐに訪れた2勝目のチャンスだが、余計なことは考えず、一歩ずつ着実に18番グリーンを目指していく。
箱根で着る原英莉花のウェアが超ポップでした【大会ライブフォト】
「長いのも短いのも入りました」と振り返るパターが、この2日間冴えている。前日の29回から、きょうのパット数は3回縮めて26回。3つ伸ばして迎えたパー3の後半12番では、グリーン外からの13メートルをそのパターで沈めた。するとこれで流れをつかんだかのように、13番で6.5メートル、14番でも2.5メートルをねじ込む。終盤の3連続バーディだ。
「いつぶりなのか分からないくらい、いいプレーができました。回ってる途中は何個バーディを獲ったのか分からなかったけど、あがってみたら8個も獲ってましたね」。スコアや周囲の状況も気にならないくらい、とにかく自分のプレーに集中。「バーディでもボギーでも、切り替えがうまくなりましたね」と、感情の起伏も抑え込むことができている。
コースを出ると、ささいなことでも「怒るし、泣いたりします」という性格。しかし初優勝の地となった軽井沢のラウンドから特に、プレー中は「考え過ぎず、いいリズムで回ること」だけを強く意識している。昨年末や春先は「あそこは外してはダメだとか、余計なことばかり考えていた」ことで、“次の一打”に怖さが生じクラブを振り抜くことができなかったともいう。今は邪念がやってきそうになったら、空を見たり、鼻歌を歌うなどして気持ちを保ち続けている。
自己ベストスコアに並ぶ「66」をマークし単独トップに躍り出たラウンド後、岩井千怜の口から繰り返し出てきた言葉は「淡々と」だった。先週の初優勝から、すぐに訪れた2勝目のチャンスだが、余計なことは考えず、一歩ずつ着実に18番グリーンを目指していく。
箱根で着る原英莉花のウェアが超ポップでした【大会ライブフォト】
「長いのも短いのも入りました」と振り返るパターが、この2日間冴えている。前日の29回から、きょうのパット数は3回縮めて26回。3つ伸ばして迎えたパー3の後半12番では、グリーン外からの13メートルをそのパターで沈めた。するとこれで流れをつかんだかのように、13番で6.5メートル、14番でも2.5メートルをねじ込む。終盤の3連続バーディだ。
「いつぶりなのか分からないくらい、いいプレーができました。回ってる途中は何個バーディを獲ったのか分からなかったけど、あがってみたら8個も獲ってましたね」。スコアや周囲の状況も気にならないくらい、とにかく自分のプレーに集中。「バーディでもボギーでも、切り替えがうまくなりましたね」と、感情の起伏も抑え込むことができている。
コースを出ると、ささいなことでも「怒るし、泣いたりします」という性格。しかし初優勝の地となった軽井沢のラウンドから特に、プレー中は「考え過ぎず、いいリズムで回ること」だけを強く意識している。昨年末や春先は「あそこは外してはダメだとか、余計なことばかり考えていた」ことで、“次の一打”に怖さが生じクラブを振り抜くことができなかったともいう。今は邪念がやってきそうになったら、空を見たり、鼻歌を歌うなどして気持ちを保ち続けている。