<CAT Ladies 最終日◇21日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6638ヤード・パー72>
昨年6月のプロテストに合格した20歳のルーキー・岩井千怜(ちさと)が、トータル13アンダーで逃げ切り。前週の「NEC軽井沢72ゴルフ」に続く、2週連続優勝を遂げた。
誇らしげに優勝カップを掲げる岩井千怜【写真】
先週は2メートルのパーパットがカップに切られ、3パットのボギーフィニッシュでの勝利。そして今回も、同じような2メートルのしびれるウィニングパットが残った。
「ドキドキしていました」。決めれば優勝、外せばプレーオフ。しっかりと打った球はスライスラインに乗って、カップ右からなめるようにカップインした。その瞬間、こぶしを何度も振りかざし、笑顔をはじけさせた。
この日はどうしても勝ちたい理由があった。「きのうの夜、おばあちゃんと母のお兄ちゃんと久しぶりに会えて、ご飯を食べました。このふたりのために、優勝をプレゼントしたいと思っていました。生で優勝するところを見せられてうれしいです」。双子の姉・明愛(あきえ)、そして明愛のキャディを務めた父・雄士さん、家族に囲まれながら優勝カップを掲げた。
昨年6月のプロテストに合格した20歳のルーキー・岩井千怜(ちさと)が、トータル13アンダーで逃げ切り。前週の「NEC軽井沢72ゴルフ」に続く、2週連続優勝を遂げた。
誇らしげに優勝カップを掲げる岩井千怜【写真】
先週は2メートルのパーパットがカップに切られ、3パットのボギーフィニッシュでの勝利。そして今回も、同じような2メートルのしびれるウィニングパットが残った。
「ドキドキしていました」。決めれば優勝、外せばプレーオフ。しっかりと打った球はスライスラインに乗って、カップ右からなめるようにカップインした。その瞬間、こぶしを何度も振りかざし、笑顔をはじけさせた。
この日はどうしても勝ちたい理由があった。「きのうの夜、おばあちゃんと母のお兄ちゃんと久しぶりに会えて、ご飯を食べました。このふたりのために、優勝をプレゼントしたいと思っていました。生で優勝するところを見せられてうれしいです」。双子の姉・明愛(あきえ)、そして明愛のキャディを務めた父・雄士さん、家族に囲まれながら優勝カップを掲げた。