だが、ツアー3勝目までのあと一歩が遠い。今季はここまで24試合に出場してトップ10入りは10回(全体3位)を記録しているが、昨年大会での優勝以来、勝ち星を挙げることができていない。今大会では連覇はもちろんだが、今季初優勝もかかっている。
「『優勝の回数がプロの価値』と思う人も多いと思います」。統合となった昨季は初優勝を含めて2勝を挙げ、50試合に出場してトップ10は7回。メルセデス・ランキングは22位に入った。今季は現時点でトップ10入り回数を上回り、メルセデス・ランキングは9位と躍進しているが、もどかしさばかりが積み重なる。
「(昨季は)凸凹な成績だったけど2回勝つことができた。ランキングが(今季よりも)下でも、(優勝したことは)本当に価値がある。それを分かっているからこそ、今年トップ10に何回か入っているがゆえに、プロとしての価値は優勝でしか表せないんじゃないかなとも考えています」と、歯がゆくてたまらない。
今季は2位が3度。惜敗の屈辱を晴らす機会が、ディフェンディング大会でやってきた。「もちろん連覇に向けて頑張りたい。きょうみたいに上手くいくとは限らないので、攻めどころと守りどころを見極めていきたいです」。緩急をつけたマネジメントで、“今季初優勝”と“大会連覇”のふたつをつかみにかかる。(文・笠井あかり)
「『優勝の回数がプロの価値』と思う人も多いと思います」。統合となった昨季は初優勝を含めて2勝を挙げ、50試合に出場してトップ10は7回。メルセデス・ランキングは22位に入った。今季は現時点でトップ10入り回数を上回り、メルセデス・ランキングは9位と躍進しているが、もどかしさばかりが積み重なる。
「(昨季は)凸凹な成績だったけど2回勝つことができた。ランキングが(今季よりも)下でも、(優勝したことは)本当に価値がある。それを分かっているからこそ、今年トップ10に何回か入っているがゆえに、プロとしての価値は優勝でしか表せないんじゃないかなとも考えています」と、歯がゆくてたまらない。
今季は2位が3度。惜敗の屈辱を晴らす機会が、ディフェンディング大会でやってきた。「もちろん連覇に向けて頑張りたい。きょうみたいに上手くいくとは限らないので、攻めどころと守りどころを見極めていきたいです」。緩急をつけたマネジメントで、“今季初優勝”と“大会連覇”のふたつをつかみにかかる。(文・笠井あかり)