こういったプレー面はもちろんのこと、大西氏が優勝に向け必須項目に挙げたのが「想像力」。先々のプレーを見据えた選手の判断が、結果を大きく左右することになりそう。「一打たりともスキを見せることはできません。少しでも脇を甘くした瞬間、コースの思うがままにされてしまいますね」。選手たちは最後の最後まで手に汗かく時間を過ごすことになる。
■女王争いの本命が覇権を争う
コースセッティングを務める山崎千佳代からは「大会中にラフを刈ることはしない」という話も出たという。こうなると、まずはフェアウェイをキープするのが上位進出への第一条件となる。伸びっぱなしのラフからでは、場所によっては直接グリーンを狙うことは困難になる。グリーン手前から狙っても、花道が使えないホールも多く、ラフで途方に暮れる選手の姿を見ることになるかもしれない。
こういった点を踏まえ、大西氏が挙げた“優勝候補”は3人。西村優菜、山下美夢有、そして前年覇者の稲見萌寧だ。いずれもメジャータイトルを持つ実力者で、「今後、女王を争う本命」(大西氏)になる存在といえる。
その根拠の一つが「総合力の高さ」というのはいうまでもない。特に西村について大西氏は、「ティショットが曲がらず、フェアウェイに置ける。その後のプレーも優勝を争うにふさわしいです」と最有力候補に挙げる。
■練習場でも伝わってくる“すごみ”
■女王争いの本命が覇権を争う
コースセッティングを務める山崎千佳代からは「大会中にラフを刈ることはしない」という話も出たという。こうなると、まずはフェアウェイをキープするのが上位進出への第一条件となる。伸びっぱなしのラフからでは、場所によっては直接グリーンを狙うことは困難になる。グリーン手前から狙っても、花道が使えないホールも多く、ラフで途方に暮れる選手の姿を見ることになるかもしれない。
こういった点を踏まえ、大西氏が挙げた“優勝候補”は3人。西村優菜、山下美夢有、そして前年覇者の稲見萌寧だ。いずれもメジャータイトルを持つ実力者で、「今後、女王を争う本命」(大西氏)になる存在といえる。
その根拠の一つが「総合力の高さ」というのはいうまでもない。特に西村について大西氏は、「ティショットが曲がらず、フェアウェイに置ける。その後のプレーも優勝を争うにふさわしいです」と最有力候補に挙げる。
■練習場でも伝わってくる“すごみ”