＜住友生命Vitalityレディス 東海クラシック　最終日◇18日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース（愛知県）◇6502ヤード・パー72＞

大会開幕前日に昨季から悩んでいる腰痛が再発し、プロアマ戦を欠場。一度東京に帰り、治療を受けてから再び舞台の愛知に戻ってきた原英莉花が無事に54ホールを完走した。「本当に自分でもびっくりするくらいの回復」と治療は奏功し、トータル6アンダーで3日間を終えた。

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初日は上がり2ホールを連続バーディ締めで「69」発進。風が強くなった2日目は、3パットが2回と荒れて3バーディ・4ボギーと後退したが、最終日は“おはようバーディ”を決めると、一時中断を挟みながらも4バーディ・ボギーなし。バーディパットに何度もトライする安定したプレーで「68」をマークした。

腰痛については「ん〜、なんか麻痺しているみたい」と痛み止めを服用してなんとか“耐えて”いるような状態。降雨による2時間の中断では「やっぱり硬くなりやすい」と実感し、これからの入念なケアにつなげていきたいと話す。

「根本的には治っていない」と抱えた“爆弾”はシーズン終盤戦に向けて大きな不安材料ではあるが、気を付けながら、労わりながら戦っていかなければならない。それでもゴルフの感触は悪くなく、「痛みが消えてくれればショット自体も悪くはないですし、勝負したいという気持ちにもなってきている」と、今季初優勝を渇望する。