＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン　2日目◇24日◇利府ゴルフ倶楽部（宮城県）◇6491ヤード・パー72＞

8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、「CAT Ladies」と史上3人目のプロ初優勝から2週連続優勝を達成して以降、4試合連続で予選落ちを喫していた岩井千怜。今週も裏街道からの2日目となったが、7バーディ・1ボギーの「66」を叩き出して、トータル6アンダーと予選通過が確実な位置でホールアウトした。

岩井ツインズがドレスに着替えました【写真】

久々の決勝進出に「ホッとしました」と安どの息を吐いた岩井。「めちゃくちゃしんどかった。ラウンド自体は楽しかったのですが、思うようにいかないことが多すぎて、そこに対して悔しさがありました」と予選落ちが続いていた期間を振り返った。

好調だったときのプレーと比較すると、今との違いが鮮明となった。「いいときのルーティンと今とでは、ちょっと違うんです。最近は変に（ルーティンの時間が）長くなってしまっていました。パターもカップを見る回数が違ったりして」。ささいな狂いによって、パッティングのテークバックも不自然になっていた。そうした一つひとつを改善して、この日のうっ憤を晴らすようなゴルフにつなげた。

「ただただうれしいですね。あしたも流れに乗っていきたい。自分で流れを止めないようにしたいです」。次戦は今季メジャー3戦目「日本女子オープン」。来週のためにも最終日に納得のいくプレーをしたい。