加えて、そのライン読みは「一本厚いと思うので、その辺りも話しました」と微調整。そうしてタッチを調整した結果、「ラインが見えるというか、イメージできていた」と山下が言い切った初日に国内ツアー記録となる『60』をマーク。最終日は6番で2メートル、7番で3メートルのしびれるパーパットを沈めて流れを切らさず。タッチ、転がりを意識したことが、ホステス優勝へとつながった。
もちろん、“淡々”とリズムよく打つことも忘れてはならない。「(これまでの)最終日はいつものプレーと違っていた。悩みすぎているというか、プレーが遅くなっていました。私は淡々とプレーするほうだと思うのですが、それが優勝争いになるとできていなかった」と優勝会見で振り返ったように、最近は勝負どころで持ち前の小気味良さを失っていた。自分のリズムを忘れない。そんな意味も込められた、最終日に向けた練習だった。(文・秋田義和)
もちろん、“淡々”とリズムよく打つことも忘れてはならない。「(これまでの)最終日はいつものプレーと違っていた。悩みすぎているというか、プレーが遅くなっていました。私は淡々とプレーするほうだと思うのですが、それが優勝争いになるとできていなかった」と優勝会見で振り返ったように、最近は勝負どころで持ち前の小気味良さを失っていた。自分のリズムを忘れない。そんな意味も込められた、最終日に向けた練習だった。(文・秋田義和)