東北唯一の国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、山下美夢有の優勝で幕を閉じた。なぜ、例年ロースコアの戦いとなることが多い利府で山下は日本ツアーの18ホール最少ストローク記録となる「60」を出して勝つことができたのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が勝因を語る。
山下美夢有の「日本一美しいアドレス」【連続写真】
■グリーンが軟らかくなると…
舞台となる利府ゴルフ倶楽部といえばツアーでも上位クラスの硬くて速いグリーンが特徴。そのためショット力の高い選手でなければ優勝することはできず、バーディ合戦というよりは我慢の展開となることが多かった。
だが、今年は初日、2日目と強い雨の予報が出ていたがラウンド時間は雨が降らずグリーンは軟らかいうえに荒天を想定したティ位置などのセッティングによりバーディが続出。その最たる例が12バーディを奪って「60」を叩き出した山下だった。
「利府の難しさはやっぱりグリーンなんですよね。それが軟らかくなれば距離も短いですからスコアも出ます」と辻村氏もいう。「ただ、それでも60を出せたのは山下さんの技術があってこそです」と続ける。
山下美夢有の「日本一美しいアドレス」【連続写真】
■グリーンが軟らかくなると…
舞台となる利府ゴルフ倶楽部といえばツアーでも上位クラスの硬くて速いグリーンが特徴。そのためショット力の高い選手でなければ優勝することはできず、バーディ合戦というよりは我慢の展開となることが多かった。
だが、今年は初日、2日目と強い雨の予報が出ていたがラウンド時間は雨が降らずグリーンは軟らかいうえに荒天を想定したティ位置などのセッティングによりバーディが続出。その最たる例が12バーディを奪って「60」を叩き出した山下だった。
「利府の難しさはやっぱりグリーンなんですよね。それが軟らかくなれば距離も短いですからスコアも出ます」と辻村氏もいう。「ただ、それでも60を出せたのは山下さんの技術があってこそです」と続ける。