「伝統のある大会に出場させてもらえてとてもうれしいです。ディフェンディングチャンピオンの勝（みなみ）さんと、メルセデス・ランキング2位の西郷（真央）さんと一緒に回るのは、ドキドキな部分もあり、こんな組で戦えることはないので楽しみです。全米（女子）アマのときにいいプレーをすることができたので、今回もそういういいプレーがしたいです。結果的にしっかり4日間戦えたらと思います」

■稲垣那奈子（JGAナショナルチーム、早稲田大4年）
ナショナルチームを引っ張る22歳。今年の「日本女子アマ」では予選落ちという悔しい結果に終わったが、短縮競技となった「日本女子学生」では3位フィニッシュ。この日本女子オープンこそ、と気合は人一倍だ。そして大学4年生ならではの悩みも…。

「JGA主催の競技でナショナルチームのウェアを着て出場できる最後の試合なので、いい成績を出せるように頑張りたいです。日本女子アマ（の予選落ち）はガックシきてどういうふうにゴルフをしていこうか悩んだときもありましたが、こうやって女子オープンに出させていただけるので、プロテストにつながる試合にしたいです。大学の単位は取り切っているのですが、実はまだ卒論が残っていて…。ローアマ獲って、卒論出せて、プロテストも受かれば最高です！」