きょう10月8日は、西郷真央の21歳の誕生日。今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で初優勝を飾ると、その後も勝利を重ね10戦5勝の活躍をみせた。海外メジャーにも挑戦し、7月の「エビアン選手権」では3位タイに入った。

2022年開幕戦で撮影した西郷真央のドライバースイング【連続写真】

千葉県船橋市出身。ジュニア時代からジャンボ尾崎のもとで腕を磨き、2019年の「日本女子アマ」で優勝を遂げるなど、メキメキと頭角を現した。同年のプロテストで一発合格を果たしている。

ルーキーの2020-21年シーズンは優勝こそなかったものの、トップ10入りを21回記録。新人離れの活躍で賞金ランキング4位に入った。そして、22年シーズン開幕戦、「ダイキンオーキッドレディス」でツアー初優勝を遂げた。

持ち味は“飛んで曲がらない”ショット力。20-21シーズンではドライバーの総合力を示す「トータルドライビング」で1位、トータルドライビング順位とパーオン率順位を合算した「ボールストライキング」でも1位を記録。大器の片鱗を見せた。

今季は開幕戦での初優勝から10戦5勝と、年間女王へと期待が高まった。しかし、6月以降は海外メジャーを転戦。国内ツアーには8月下旬から復帰したものの、もうひとつ調子が上がっていない。その理由のひとつが、ドライバー。海外メジャー対策で、いろいろ試した結果、ゴルフ全体の調子が狂ってしまったそうだ。