私にとって、今年のメインイベントだった試合でのこの結果に、ホールアウト後は放心状態。正直、色々なことを考えてしまいました。今後、ゴルフをどのようにしていくか……と。
少し時間が経った今、うまくいかなかった理由を考えてみると、やっぱり飛距離なのかなという気持ちが強くなっています。もともと飛距離があるほうではない私は、ショットの精度とショートゲームを武器にこれまで戦ってきました。
初日、最終日と一緒に回った飛ばし屋の福嶋さんとは、ツアーに出場していた頃から飛距離が大きく違っていました。ただ、35歳のときと55歳の今では、色々な違いが結果的により大きなハンディキャップになっているのはまちがいありません。
飛距離の違いもそうですが、45歳でレジェンズ入りしたばかりの選手との10歳の年齢差は、同じ違いでも昔とは違って大きくのしかかってきます。思考のスピードも、若い頃に比べれば遅くなります。飛ばないということは誰よりも早くセカンド地点に行き、的確なジャッジをして打たなければなりません。この考えるスピードが、若い頃より確実に遅くなっていることを痛感しています。
昨年に比べて、飛距離が落ちていないという自負はありました。けれども確実にひとつ、年齢は重ねています。コンディションがタフになればなるほど、考える時間も含めて、飛距離がないぶん、厳しい戦いを強いられるのもまた事実なのです。
「もういいかな」という気持ちにもなってしまったのは正直なところです。でも、その一方でここのコラムを読んでくださった方や、周囲の方から応援していただいてうれしい気持ちも持っています。
少し時間が経った今、うまくいかなかった理由を考えてみると、やっぱり飛距離なのかなという気持ちが強くなっています。もともと飛距離があるほうではない私は、ショットの精度とショートゲームを武器にこれまで戦ってきました。
初日、最終日と一緒に回った飛ばし屋の福嶋さんとは、ツアーに出場していた頃から飛距離が大きく違っていました。ただ、35歳のときと55歳の今では、色々な違いが結果的により大きなハンディキャップになっているのはまちがいありません。
飛距離の違いもそうですが、45歳でレジェンズ入りしたばかりの選手との10歳の年齢差は、同じ違いでも昔とは違って大きくのしかかってきます。思考のスピードも、若い頃に比べれば遅くなります。飛ばないということは誰よりも早くセカンド地点に行き、的確なジャッジをして打たなければなりません。この考えるスピードが、若い頃より確実に遅くなっていることを痛感しています。
昨年に比べて、飛距離が落ちていないという自負はありました。けれども確実にひとつ、年齢は重ねています。コンディションがタフになればなるほど、考える時間も含めて、飛距離がないぶん、厳しい戦いを強いられるのもまた事実なのです。
「もういいかな」という気持ちにもなってしまったのは正直なところです。でも、その一方でここのコラムを読んでくださった方や、周囲の方から応援していただいてうれしい気持ちも持っています。