■最後まで爆発できること、これが菅沼菜々の強み
その小祝を追い詰めた1人が、初優勝を狙った菅沼菜々。最後約3メートルのバーディパットを決められず1打届かなかったが、実力者にプレッシャーをかけ続けた。
「菅沼さんのいいところは、かみ合ったとき、18ホール最後までその流れを持っていけること。いいスタートを切れたら自分のテンションをキープしてとことん上までいける」
それができるのが技術力の高さと、メンタル面。「彼女はショートゲームがうまい。アプローチ1つとってもカラーからでも、人が嫌がるようなライからでもガンガンとウェッジで打っていける」。実際、今大会の最終日も11番パー5でチップインバーディ。17番では逆目の難しいライからピタリと寄せてパーをセーブするなど、アプローチは攻守にわたって冴えわたった。
この技術の高さがプレーにいい影響を及ぼしているのだ。「菅沼さんはアプローチに自信があるから、迷いがない。スタッツがいい選手でも、勝負どころで慎重になるとプレーのリズムが悪くなる選手もいる。だけど、菅沼さんは丁寧さよりも大胆さが勝つ。だから、いつでもすべてのプレーを淡々とできる。それが流れに乗っていける理由です」。現在、最終ラウンドの平均ストローク1位(69.3617)の理由がここにある。
■菅沼菜々のスイングは“見た目”よりも飛距離が出る
その小祝を追い詰めた1人が、初優勝を狙った菅沼菜々。最後約3メートルのバーディパットを決められず1打届かなかったが、実力者にプレッシャーをかけ続けた。
「菅沼さんのいいところは、かみ合ったとき、18ホール最後までその流れを持っていけること。いいスタートを切れたら自分のテンションをキープしてとことん上までいける」
それができるのが技術力の高さと、メンタル面。「彼女はショートゲームがうまい。アプローチ1つとってもカラーからでも、人が嫌がるようなライからでもガンガンとウェッジで打っていける」。実際、今大会の最終日も11番パー5でチップインバーディ。17番では逆目の難しいライからピタリと寄せてパーをセーブするなど、アプローチは攻守にわたって冴えわたった。
この技術の高さがプレーにいい影響を及ぼしているのだ。「菅沼さんはアプローチに自信があるから、迷いがない。スタッツがいい選手でも、勝負どころで慎重になるとプレーのリズムが悪くなる選手もいる。だけど、菅沼さんは丁寧さよりも大胆さが勝つ。だから、いつでもすべてのプレーを淡々とできる。それが流れに乗っていける理由です」。現在、最終ラウンドの平均ストローク1位(69.3617)の理由がここにある。
■菅沼菜々のスイングは“見た目”よりも飛距離が出る