その甲斐あって、8月末の「ニトリレディス」終了後には、西郷さんを逆転。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」優勝を挟んで、「サントリー」から13試合連続トップ10入りなどで着実にその座を守っています。
年間女王を争うような選手たちにとって、今週を含めて残りは6試合。いよいよ戦いは激しさを増していきます。選手たちはいったいどんな気持ちでいるのでしょうか。
目標をハッキリと口にする傾向が以前よりも強い最近の選手たちですが、言葉にしてもしなくても、誰もが「チャンスがあれば年間女王になりたい」と狙っているのは間違いありません。私も、不言実行型でした。1996年と98年の2回、女王タイトル(当時は賞金ランキング首位)に手が届きそうなチャンスがあったのですが、残念ながら2度ともかなわず2位に終わっています。
口にはしませんでしたが、心の中ではずっと「賞金女王になりたい」と思っていました。1回目にチャンスが来たときには「私でもここまで来られるんだ」と思ったのをよく覚えています。
争いごとには必ず勝ちたいタイプ、つまり負けず嫌いだったのですが、黙って成績を出してタイトルを獲ったほうがカッコいいような気がしていたのです。2回目のときは、本当にタイトルが欲しいと思っていました。それを目標にして、そのために毎日を過ごしていたのですから。女王になるかならないかは、後になって大きな違いが出ます。「〇年賞金女王」という肩書は一生ついて来るからです。
その年間レースをハッキリと意識し始めるのが、10月半ばを過ぎたまさに今頃からです。事あるごとにメディアにそのことについて質問され、取り上げられる。1試合、1試合の結果だけでなく、シーズンを通したツアーとしてわかりやすい形がこの女王レースだからです。
年間女王を争うような選手たちにとって、今週を含めて残りは6試合。いよいよ戦いは激しさを増していきます。選手たちはいったいどんな気持ちでいるのでしょうか。
目標をハッキリと口にする傾向が以前よりも強い最近の選手たちですが、言葉にしてもしなくても、誰もが「チャンスがあれば年間女王になりたい」と狙っているのは間違いありません。私も、不言実行型でした。1996年と98年の2回、女王タイトル(当時は賞金ランキング首位)に手が届きそうなチャンスがあったのですが、残念ながら2度ともかなわず2位に終わっています。
口にはしませんでしたが、心の中ではずっと「賞金女王になりたい」と思っていました。1回目にチャンスが来たときには「私でもここまで来られるんだ」と思ったのをよく覚えています。
争いごとには必ず勝ちたいタイプ、つまり負けず嫌いだったのですが、黙って成績を出してタイトルを獲ったほうがカッコいいような気がしていたのです。2回目のときは、本当にタイトルが欲しいと思っていました。それを目標にして、そのために毎日を過ごしていたのですから。女王になるかならないかは、後になって大きな違いが出ます。「〇年賞金女王」という肩書は一生ついて来るからです。
その年間レースをハッキリと意識し始めるのが、10月半ばを過ぎたまさに今頃からです。事あるごとにメディアにそのことについて質問され、取り上げられる。1試合、1試合の結果だけでなく、シーズンを通したツアーとしてわかりやすい形がこの女王レースだからです。