ただ3週前に出場した米カリフォルニア州での「LPGAメディヒール選手権」は8位。さらに先週、韓国で行われた米ツアーのアジアシリーズ初戦「BMW女子選手権」は19位と状態は上向きだ。それは順位だけの話ではなく、本人もプレーの内容に不調の時期との違いを感じとることができている。「今は少し上り調子の“入りかけ”くらいに戻ってきたかな」と、現在の状態についても表現する。
「調子が悪かったときよりはパーオン率が上がっているし、ボギーを打つ数も少ない。自分がやりたいゴルフに近づいてきているかな。暗闇から少し出口が見えてきた感じ」。これが実感の正体。つい最近まで大きな課題にしていたアイアンで引っかけるミスも「減ってきた」。特に悩んでいた左へのミスが減少したことも、明るい表情につながってくる。
この日も練習ラウンド、公式会見を終えると、すぐにショット練習場で打ち込みを開始。米国での練習同様に、弾道計測器やスイング動画のチェックをこまめにしながら、繰り返し繰り返し感触を確かめた。
昨年はペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフをイーグルで制し優勝。それでも初日の8番パー3でホールインワンを決めながら予選落ちした20年大会の記憶も残っており、この大会に対するイメージはいい部分と悪い部分が「半々」だという。とはいえ、ひさしぶりの日本での試合にもなるだけに「すごくこの1週間を楽しみにはしてましたね」と、笑顔が印象的な一日になった。多くのギャラリーを引き連れ、再び大歓声を浴びる3日間にしたい。(文・間宮輝憲)
「調子が悪かったときよりはパーオン率が上がっているし、ボギーを打つ数も少ない。自分がやりたいゴルフに近づいてきているかな。暗闇から少し出口が見えてきた感じ」。これが実感の正体。つい最近まで大きな課題にしていたアイアンで引っかけるミスも「減ってきた」。特に悩んでいた左へのミスが減少したことも、明るい表情につながってくる。
この日も練習ラウンド、公式会見を終えると、すぐにショット練習場で打ち込みを開始。米国での練習同様に、弾道計測器やスイング動画のチェックをこまめにしながら、繰り返し繰り返し感触を確かめた。
昨年はペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフをイーグルで制し優勝。それでも初日の8番パー3でホールインワンを決めながら予選落ちした20年大会の記憶も残っており、この大会に対するイメージはいい部分と悪い部分が「半々」だという。とはいえ、ひさしぶりの日本での試合にもなるだけに「すごくこの1週間を楽しみにはしてましたね」と、笑顔が印象的な一日になった。多くのギャラリーを引き連れ、再び大歓声を浴びる3日間にしたい。(文・間宮輝憲)