開幕前日には、米国でプレーする渋野に現地生活のことなどを聞きたい、とも話していたが、それも達成できた様子。「『アメリカでどんな感じで過ごしてますか?』って聞いたら、移動は大変だけど楽しいっておっしゃってた。(渋野から)話しかけてくれて、すごく楽しかったです」。時折聞こえた笑い声が、それを何よりも物語っている。
今季のドライビングディスタンスは240.74ヤード(28位相当)ながら、この日、計測ホールの7番では252ヤードを記録。一見華奢(きゃしゃ)な体から繰り出されるビッグドライブでも、見る者を引きつけた。「しっかり振れていた」と、今季の米ツアーで258.83ヤードをマークする渋野をオーバードライブするホールも見られるなど、“潜在能力”の高さもしっかりと感じられる18ホールだった。
6アンダーは今季5勝の西郷真央や、川岸史果と並ぶ首位タイ。先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」に続く2週連続優勝も視野にとらえた。昨年11月のプロテスト合格組ながら、9月のメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制してその名を轟かせたルーキーは、「あすからは切り替えて、また新たなスタートだと思っていい位置にいけるようにしたい」と、謙虚に意気込みを語った。(文・間宮輝憲)
今季のドライビングディスタンスは240.74ヤード(28位相当)ながら、この日、計測ホールの7番では252ヤードを記録。一見華奢(きゃしゃ)な体から繰り出されるビッグドライブでも、見る者を引きつけた。「しっかり振れていた」と、今季の米ツアーで258.83ヤードをマークする渋野をオーバードライブするホールも見られるなど、“潜在能力”の高さもしっかりと感じられる18ホールだった。
6アンダーは今季5勝の西郷真央や、川岸史果と並ぶ首位タイ。先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」に続く2週連続優勝も視野にとらえた。昨年11月のプロテスト合格組ながら、9月のメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を制してその名を轟かせたルーキーは、「あすからは切り替えて、また新たなスタートだと思っていい位置にいけるようにしたい」と、謙虚に意気込みを語った。(文・間宮輝憲)