また、冒頭の“結果をあまり気にせず”という言葉にもつながる経験もしてきた。「73」、「70」、「73」と調子が上がらなかった3日間は、特にパターで苦しんだ。「ショートパットの時に考え過ぎていた」。こんな心境のなか外し、それがさらにプレッシャーをかける、という悪循環にも陥った。だが最終日にキャディを務めた父・哲也さんの『外してもいいから思ったところに打つだけ』という言葉で、フッと心が軽くなったという。すると最終日には「66」を記録。自分のゴルフを貫くことの大事さを知ることもできたようだ。
そうして迎える千葉での試合は、今季7試合目のプロトーナメント出場となる。「マスターズGCレディース」の予選落ちなどもあり、「最近はすごく自信をなくしてしまっていた」というが、タイでの“刺激”と“気づき”の4日間がそんな思いも払拭する。来週の「大王製紙エリエールレディス」も出場予定で、今年も残り2試合。「全力で頑張りたい」と気持ちも新たに、「全米女子アマ」を制するなど激動だった2022年をいい形で締めくくる。(文・間宮輝憲)
そうして迎える千葉での試合は、今季7試合目のプロトーナメント出場となる。「マスターズGCレディース」の予選落ちなどもあり、「最近はすごく自信をなくしてしまっていた」というが、タイでの“刺激”と“気づき”の4日間がそんな思いも払拭する。来週の「大王製紙エリエールレディス」も出場予定で、今年も残り2試合。「全力で頑張りたい」と気持ちも新たに、「全米女子アマ」を制するなど激動だった2022年をいい形で締めくくる。(文・間宮輝憲)