「この4日間は、来年に向けてどういう取り組み方をするか、見極める意味でも大事になると思う。いい終わり方をして、来年に向けての課題を見つけたい。(オフには)体力面でも厳しく取り組んで、周りが“えっ?”と思うぐらい仕上げたいです」。フル参戦してから、キャリアワーストで迎えたこの最終戦。終わりよければすべてよし、とも簡単には言えないが、巻き返しに向けてのきっかけをつかみたい。
そして、12年連続13回目の最終戦出場となった申ジエ(韓国)も、鈴木と同じような境遇となっている。14年に日本ツアー本格参戦以降、コロナ禍で試合数が減った20年を含めて、8年連続で複数回優勝を達成。すべてのシーズンで獲得賞金は1億円を突破するなどの活躍を見せていたが、今年は未勝利に終わった。メルセデス・ランキングは16位と14年以降最低の数字となっている。
「あっという間の一年で、少し寂しいという気持ちもあります」と、これからオフシーズンを迎えることに寂しさを覚えている。自身の成績を振り返ると、さらにその気持ちは増す。「素晴らしい試合が続く中で、残念なところもありました。そういうのも含めて総合的に寂しい」。
他シード選手よりやや少ない23試合の出場にとどまった。今季ベストは「日本女子オープン」の2位。トップ10の回数も9回だった。「過ぎ去ったことに対して、あえて、悔いを残すようなことはしない」と、過去を悔やまず、いまに最善を尽くして取り組んでいるが、尾を引いていることは言葉の節々から伝わってくる。
もちろん、この最終戦での勝利も狙っていないわけではないが、「ひとつの試合でがらっと変わるというのは難しいこと」。それでもやはり、笑顔で終わりたい。「いい結果を残して、有終の美を飾りたいという気持ちがあります」。ケガにも苦しんだ今シーズン。最高のエンディングを迎えられるか。
そして、12年連続13回目の最終戦出場となった申ジエ(韓国)も、鈴木と同じような境遇となっている。14年に日本ツアー本格参戦以降、コロナ禍で試合数が減った20年を含めて、8年連続で複数回優勝を達成。すべてのシーズンで獲得賞金は1億円を突破するなどの活躍を見せていたが、今年は未勝利に終わった。メルセデス・ランキングは16位と14年以降最低の数字となっている。
「あっという間の一年で、少し寂しいという気持ちもあります」と、これからオフシーズンを迎えることに寂しさを覚えている。自身の成績を振り返ると、さらにその気持ちは増す。「素晴らしい試合が続く中で、残念なところもありました。そういうのも含めて総合的に寂しい」。
他シード選手よりやや少ない23試合の出場にとどまった。今季ベストは「日本女子オープン」の2位。トップ10の回数も9回だった。「過ぎ去ったことに対して、あえて、悔いを残すようなことはしない」と、過去を悔やまず、いまに最善を尽くして取り組んでいるが、尾を引いていることは言葉の節々から伝わってくる。
もちろん、この最終戦での勝利も狙っていないわけではないが、「ひとつの試合でがらっと変わるというのは難しいこと」。それでもやはり、笑顔で終わりたい。「いい結果を残して、有終の美を飾りたいという気持ちがあります」。ケガにも苦しんだ今シーズン。最高のエンディングを迎えられるか。