<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>
今季女王が圧巻のシーズン幕引きだ。2戦前の「伊藤園レディス」で史上最年少での“年間女王”の戴冠を決めた山下美夢有が、今季最終戦のメジャー大会で優勝。圧倒的な強さで劇的にシーズンを締めくくった。
恒例のフラワーシャワーを浴びる山下美夢有【写真】
トータル13アンダーで首位に並んで、逃げ切りを図った最終日。「前半、スコアが伸ばせなかった。同じホールでボギーを打っているし、流れも良くなかった」と2日目にボギーを喫している3番パー4でボギー。6、7番の連続バーディで貯金を作り、後半も10、13番で伸ばしたが、15番パー4でピン横10メートルほどから3パットのボギーを叩いた。
ここで大きな「歓声」が聞こえる。5打差の6位タイからチャージを見せていた3組前を回る勝みなみが、18番で15メートルのパッティングを決めて首位に並んだ。そこからは「どうやってバーディを獲ろうかと考えていた」。16番ではチャンスについたものの決めきれず、18番では奥カラーから10メートルのバーディパットを決められず、2パットのパーとした。
そして「初めてだったのであんまり覚えていない」というプレーオフに突入。内心は「緊張していた」が、ドリンクを飲んでひと息つくと、考えるのはスイングの「リズム」だけ。気持ちを落ち着かせてティショットをフェアウェイに運ぶと、「奥に行ってもオッケー」と狙い通りピン奥8メートルにオン。正規の18番と同じようなラインを残し、「結構切れるな、と思ったから深めに読んだ」というパットは、「寄せようと思ったらカップに入った」とラインに乗って吸い込まれていった。
今季女王が圧巻のシーズン幕引きだ。2戦前の「伊藤園レディス」で史上最年少での“年間女王”の戴冠を決めた山下美夢有が、今季最終戦のメジャー大会で優勝。圧倒的な強さで劇的にシーズンを締めくくった。
恒例のフラワーシャワーを浴びる山下美夢有【写真】
トータル13アンダーで首位に並んで、逃げ切りを図った最終日。「前半、スコアが伸ばせなかった。同じホールでボギーを打っているし、流れも良くなかった」と2日目にボギーを喫している3番パー4でボギー。6、7番の連続バーディで貯金を作り、後半も10、13番で伸ばしたが、15番パー4でピン横10メートルほどから3パットのボギーを叩いた。
ここで大きな「歓声」が聞こえる。5打差の6位タイからチャージを見せていた3組前を回る勝みなみが、18番で15メートルのパッティングを決めて首位に並んだ。そこからは「どうやってバーディを獲ろうかと考えていた」。16番ではチャンスについたものの決めきれず、18番では奥カラーから10メートルのバーディパットを決められず、2パットのパーとした。
そして「初めてだったのであんまり覚えていない」というプレーオフに突入。内心は「緊張していた」が、ドリンクを飲んでひと息つくと、考えるのはスイングの「リズム」だけ。気持ちを落ち着かせてティショットをフェアウェイに運ぶと、「奥に行ってもオッケー」と狙い通りピン奥8メートルにオン。正規の18番と同じようなラインを残し、「結構切れるな、と思ったから深めに読んだ」というパットは、「寄せようと思ったらカップに入った」とラインに乗って吸い込まれていった。