「モチベーションがあるわけではなくて、でもやりきったという思いもまったくない。ただ単にやりたいというか、ゴルフが楽しいし、何より常に挑戦し続けている時間が楽しかった。どうやったらゴルフがもうちょっと上手くできるかなって思いながらトレーニングをしたり、練習をしたり。それをまた試合で試して、良かった、悪かったというのが、純粋に私は楽しい」
有村にとってゴルフはまさに天職なのだろう。「私は生涯現役でいたいってずっと言い続けている」と引退の2文字は有村の辞書にはない。「自分が楽しいからこそやっているのが一番大きいので、だからやめたいっていう気持ちは1ミリもない。自分は試合に出るからには中途半端なことができないし、何の練習もトレーニングもせずに試合だけというのは性格的にできないので、それが理由でいまは休むことを決断しただけです」。
そして、“生涯現役”は有村にとって広い意味を持つ。「いまは(45歳以上の)レジェンズツアーもあります。それこそ今年は30代向けの大会(有村と原江里菜が発起人の「KURE LADY GO CUP」)を開催したのも、そういう意図もあってのことです。もちろんレギュラーツアーで一番戦いたいっていう思いはありますけど、仲間内でちょっとしたコンペをやるのも楽しみではある(笑)」と、生涯スポーツとしてゴルフを楽しみたいと考えているのだ。
ツアーを休むとなれば、来年は有村の姿をまったく見られなくなるのか。これに対しては「いつ病院に行かないといけないとか、本当に1カ月先のスケジュールまでしか立てられないので、まったくもってわからないのが正直なところです」と語る。有村ほどの選手であれば、推薦をもらってスポットで参戦するのは難しくないだろう。「出ないかもしれないのに、推薦をお願いする無責任なことはできない」とその可能性を否定しつつ、「絶対に出ませんとは言い切れないし、出ますよとも言い切れない」という。
ただ、水面下ではツアープロ以外の“お仕事”の話も来ている。「ゴルフを学ぶ立場として何かをやってみたいと思うし、お仕事をいただけるのであれば、やってみたいなと思う」と、メディア露出が増える可能性もある。「急にバラエティとか出始めるかもしれない」とも。それでもプレーする姿を見られないのは、ファンとしては寂しいところ。「皆さんがいろんな形で応援してくださっていることもわかっているので、すごく心強く感じながら、自分の思う人生を歩んでいきたいなと思っています」。この有村の決断が、女子プロの新しいロールモデルになるかもしれない。
有村にとってゴルフはまさに天職なのだろう。「私は生涯現役でいたいってずっと言い続けている」と引退の2文字は有村の辞書にはない。「自分が楽しいからこそやっているのが一番大きいので、だからやめたいっていう気持ちは1ミリもない。自分は試合に出るからには中途半端なことができないし、何の練習もトレーニングもせずに試合だけというのは性格的にできないので、それが理由でいまは休むことを決断しただけです」。
そして、“生涯現役”は有村にとって広い意味を持つ。「いまは(45歳以上の)レジェンズツアーもあります。それこそ今年は30代向けの大会(有村と原江里菜が発起人の「KURE LADY GO CUP」)を開催したのも、そういう意図もあってのことです。もちろんレギュラーツアーで一番戦いたいっていう思いはありますけど、仲間内でちょっとしたコンペをやるのも楽しみではある(笑)」と、生涯スポーツとしてゴルフを楽しみたいと考えているのだ。
ツアーを休むとなれば、来年は有村の姿をまったく見られなくなるのか。これに対しては「いつ病院に行かないといけないとか、本当に1カ月先のスケジュールまでしか立てられないので、まったくもってわからないのが正直なところです」と語る。有村ほどの選手であれば、推薦をもらってスポットで参戦するのは難しくないだろう。「出ないかもしれないのに、推薦をお願いする無責任なことはできない」とその可能性を否定しつつ、「絶対に出ませんとは言い切れないし、出ますよとも言い切れない」という。
ただ、水面下ではツアープロ以外の“お仕事”の話も来ている。「ゴルフを学ぶ立場として何かをやってみたいと思うし、お仕事をいただけるのであれば、やってみたいなと思う」と、メディア露出が増える可能性もある。「急にバラエティとか出始めるかもしれない」とも。それでもプレーする姿を見られないのは、ファンとしては寂しいところ。「皆さんがいろんな形で応援してくださっていることもわかっているので、すごく心強く感じながら、自分の思う人生を歩んでいきたいなと思っています」。この有村の決断が、女子プロの新しいロールモデルになるかもしれない。