2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。
まずはベテランと呼ばれる世代になった藤田さいき。37歳になる藤田はツアー6勝目となる勝利を「大王製紙エリエールレディスオープン」で挙げ、メルセデスポイントランキング10位にランクイン。年間トップ10回数は8回と見事な戦いぶりを見せた。年間平均ドライバー飛距離は250.06ヤードで8位。まだまだ若い選手に負けていない。
250ヤード飛ばす! 藤田さいきのドライバースイング【連続写真】
藤田のスイングの特長を石井は、「自分の力だけじゃ飛ばせないということを、よく分かっている選手だ」と評する。
ゴルフはクラブを使ってボールを飛ばす競技。飛距離を稼いだり、ピンを狙ったり、自分が思い描いたボールを打つには、クラブをいかにうまく使うかがカギになってくる。藤田はそのことをしっかり理解して、体を効率よく使っているのだ。
「体から始動してフェースが閉じて上がったヘッドが、トップからの切り返し以降、ここでも体から動いてインサイドに振り下ろしてスクエアに戻す。常に体がクラブを引っ張り、スイング軸を動かしながらパワーを出すうまさがあります」
まずはベテランと呼ばれる世代になった藤田さいき。37歳になる藤田はツアー6勝目となる勝利を「大王製紙エリエールレディスオープン」で挙げ、メルセデスポイントランキング10位にランクイン。年間トップ10回数は8回と見事な戦いぶりを見せた。年間平均ドライバー飛距離は250.06ヤードで8位。まだまだ若い選手に負けていない。
250ヤード飛ばす! 藤田さいきのドライバースイング【連続写真】
藤田のスイングの特長を石井は、「自分の力だけじゃ飛ばせないということを、よく分かっている選手だ」と評する。
ゴルフはクラブを使ってボールを飛ばす競技。飛距離を稼いだり、ピンを狙ったり、自分が思い描いたボールを打つには、クラブをいかにうまく使うかがカギになってくる。藤田はそのことをしっかり理解して、体を効率よく使っているのだ。
「体から始動してフェースが閉じて上がったヘッドが、トップからの切り返し以降、ここでも体から動いてインサイドに振り下ろしてスクエアに戻す。常に体がクラブを引っ張り、スイング軸を動かしながらパワーを出すうまさがあります」