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独特の高いトップの位置から左ワキ腹を縮めて、左サイドをどんどん回転 堀琴音【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

独特の高いトップの位置から左ワキ腹を縮めて、左サイドをどんどん回転 堀琴音【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】

配信日時:2022年12月16日 16時00分

「切り返し後に右ワキ腹を縮めていることで右ヒジが体よりも後ろの位置にきますが、その形と位置をキープしたまま体の回転を使ってフェースがインパクトでスクエアになるようにしています。手先ではなく体の回転でフェースを戻しているので、ヒットポイントが安定しているのです」と続け、高いスイングの再現性を実現する体の使い方を説明。

手先を使ってインパクトを合わせてしまいがちなアマチュアは少なくないが、堀のように体の回転でインパクトをつくることが大事なのだ。堀のように「左サイドをどんどん回して、体の回転でフェースをスクエアに戻す動きをつかんでほしい」と石井もいう。

2014年にプロテストに合格している堀はプロ歴8年となる。まだベテランとまではいかないが、新たに加わる強い若手女子プロたちに負けないスイングとプレーを見せた1年となった。堀のスイングの鍵は体の動きとクラブの動きを理解し連携させ、安定したショットにつなげていることだ。(文・高木彩音)

■石井忍(いしい・しのぶ)1974年生まれ、千葉県出身。東京学館浦安高等学校、日本大学のゴルフ部で腕を磨き、98年プロテスト合格。2010年にツアープロコーチとして活動を始め、多くの男女ツアープロを指導。また「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアへの指導にも力を入れている。

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