2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。
今回はメルセデスポイントランキング6位の吉田優利のスイングを解説。吉田は今季優勝を逃して2位で終えた回数が5回と悔しい試合が多かったが、37試合に出場してトップ10回数が19回と出場試合の半数を上回る安定感を見せた。
前傾姿勢が崩れくい! 吉田優利のドライバースイング【連続写真】
吉田のスイングの特長を石井は、「切り返しで一瞬背中を丸めておなかを縮める動きが、吉田さんの強さのヒミツ。世界的にうまい選手に共通する特徴です」という。
おなかを縮めるうごきとは?
「ミゾオチからおヘソまでつながっている糸があると想像してください。そのピンと張った糸が切り返しでゆるむように、おなかを縮めているんです。すると背中がわずかに丸まって、インパクトで前傾姿勢が崩れない。逆にこの糸が切れてしまうのは、インパクトで上体が起きてミスショットにつながります」
今回はメルセデスポイントランキング6位の吉田優利のスイングを解説。吉田は今季優勝を逃して2位で終えた回数が5回と悔しい試合が多かったが、37試合に出場してトップ10回数が19回と出場試合の半数を上回る安定感を見せた。
前傾姿勢が崩れくい! 吉田優利のドライバースイング【連続写真】
吉田のスイングの特長を石井は、「切り返しで一瞬背中を丸めておなかを縮める動きが、吉田さんの強さのヒミツ。世界的にうまい選手に共通する特徴です」という。
おなかを縮めるうごきとは?
「ミゾオチからおヘソまでつながっている糸があると想像してください。そのピンと張った糸が切り返しでゆるむように、おなかを縮めているんです。すると背中がわずかに丸まって、インパクトで前傾姿勢が崩れない。逆にこの糸が切れてしまうのは、インパクトで上体が起きてミスショットにつながります」