新型コロナウイルスの影響がまだ残るなか、国内男女ツアーは2022年のシーズンが終了。今年も“初優勝”、“復活V”などの見出しが踊り、印象的なシーンの数々が人々の心を打った。それを彩ったのが選手たちが流した涙。さまざまな理由が背景にあったこの涙にスポットライトを当て、シーズンを振り返ってみよう。
“ギャルファー”と呼ばれた12年前の金田久美子
◇
11年間ためこんできた思いの結晶は、そう簡単に乾くことはない。前年覇者・渋野日向子の参戦でも盛り上がった10月の「樋口久子 三菱電機レディス」のクライマックスシーンは、今季を代表する名場面の一つになった。
大会を制したのは33歳の金田久美子。これが2011年「フジサンケイレディス」に続く通算2勝目で、11年189日ぶりの勝利はツアー史上最長のブランクVとしても話題になった。優勝を決めるパットを沈めた後、こみ上げてきたものを抑え込むことができない。
「いろんな思いが…。今思い出しても涙が出てきますね。うれしいもあるけど、辛かったかな。本当にいろんな思いがあります」
“ギャルファー”と呼ばれた12年前の金田久美子
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11年間ためこんできた思いの結晶は、そう簡単に乾くことはない。前年覇者・渋野日向子の参戦でも盛り上がった10月の「樋口久子 三菱電機レディス」のクライマックスシーンは、今季を代表する名場面の一つになった。
大会を制したのは33歳の金田久美子。これが2011年「フジサンケイレディス」に続く通算2勝目で、11年189日ぶりの勝利はツアー史上最長のブランクVとしても話題になった。優勝を決めるパットを沈めた後、こみ上げてきたものを抑え込むことができない。
「いろんな思いが…。今思い出しても涙が出てきますね。うれしいもあるけど、辛かったかな。本当にいろんな思いがあります」