新女王誕生、ニュースター登場など今年も大いに沸いた国内女子ツアー。その1年間をスタッツで振り返る。【リカバリー率】
ポイントは切り返しでの動き…吉田優利のスイングを連続写真でプロが解説
パーオンしないホールで、パーかそれよりもいいスコアを獲得する率。グリーン周りの小技や、ピンチをしのぐパッティング力などディフェンス面が問われる。その1位に輝いたのが吉田優利だ。
2勝を挙げた2021年に比べ、今季は2位が5度、年間トップ10は19度(2位)と勝ちきれない展開が続いた。ただ3位になった平均パット数(パーオンホール、1.7606回)や、こちらも1位になったサンドセーブ率(59.6330%)などしぶとい戦いぶりで、2シーズンが統合された昨季よりも多い1億1444万4959円 (6位)を稼ぎ出したのはさすがだ。
ポイントレースでも6位に入るなど、わずかにかみ合えば女王争いを引っ張る存在になっていた可能性も感じさせる。“パーオンしないホールで”というが、パーオン率も70.9677%で14位と決して悪いわけではなく、466個だったバーディ数では全体1位と、攻守に長けているのは間違いない。25位とやや見劣りのするフェアウェイキープ率(71.3134%)が改善されると、来季のさらなる飛躍も見えてくる。
【2022年リカバリー率上位】
1位:吉田優利 70.6790%
2位:西村優菜 70.6306%
3位:森田遥 70.6154%
4位:青木瀬令奈 70.2500%
5位:山下美夢有 70.1863%
6位:稲見萌寧 69.4600%
7位:ささきしょうこ 67.5119%
8位:申ジエ 67.0702%
9位:吉本ひかる 66.8403%
10位:永井花奈 66.8254%
ポイントは切り返しでの動き…吉田優利のスイングを連続写真でプロが解説
パーオンしないホールで、パーかそれよりもいいスコアを獲得する率。グリーン周りの小技や、ピンチをしのぐパッティング力などディフェンス面が問われる。その1位に輝いたのが吉田優利だ。
2勝を挙げた2021年に比べ、今季は2位が5度、年間トップ10は19度(2位)と勝ちきれない展開が続いた。ただ3位になった平均パット数(パーオンホール、1.7606回)や、こちらも1位になったサンドセーブ率(59.6330%)などしぶとい戦いぶりで、2シーズンが統合された昨季よりも多い1億1444万4959円 (6位)を稼ぎ出したのはさすがだ。
ポイントレースでも6位に入るなど、わずかにかみ合えば女王争いを引っ張る存在になっていた可能性も感じさせる。“パーオンしないホールで”というが、パーオン率も70.9677%で14位と決して悪いわけではなく、466個だったバーディ数では全体1位と、攻守に長けているのは間違いない。25位とやや見劣りのするフェアウェイキープ率(71.3134%)が改善されると、来季のさらなる飛躍も見えてくる。
【2022年リカバリー率上位】
1位:吉田優利 70.6790%
2位:西村優菜 70.6306%
3位:森田遥 70.6154%
4位:青木瀬令奈 70.2500%
5位:山下美夢有 70.1863%
6位:稲見萌寧 69.4600%
7位:ささきしょうこ 67.5119%
8位:申ジエ 67.0702%
9位:吉本ひかる 66.8403%
10位:永井花奈 66.8254%