昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー史上最長となる11年189日ぶりのブランク優勝を果たした金田久美子。その原動力となったのはコンパクトに狙った距離を打つ“10時−2時”スイングだった。その内容を12日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA860号のなかでじっくり語っている。
金田久美子の超効率“10時−2時”スイング【連続写真】
「フィニッシュを小さく抑える“10時−2時”スイングを身につけたきっかけはケガでした。4年前から腰痛に悩み、さらに2021年の試合の練習日に転んで、左足を捻挫してしまい、最後まで振り切ることができなくなったんです。ケガが治るまでは……と小さなフィニッシュでゴルフを続けたのですが、想像以上に真っすぐ飛ばせるし、飛距離もほとんど落ちないことに気付きました」
それ以来、ケガが良くなった後もライン出しのイメージで“10時−2時”スイングを使うになった。
「フルショットに比べて、“10時−2時”スイングは、トップもフィニッシュも小さくなる分、体の軸がブレません。また、ダウンスイングで手首のコックも保ちやすくなるので、ちょいダウンブローにヘッドを入れられます。ハンドファーストを保って振れるため、飛距離を稼げるんです」
そのためのポイントを金田は2つ挙げる。「ダウンスイングでタメを作る1つ目のポイントは左手の親指と人差し指を意識することです。しっかり締めることで手首がほどけず、しっかり叩いていけます。そしてもう1つのポイントは、アドレスでお腹に力を入れて息を止めること。息を吐いてお腹を締め、そのまま呼吸を止めてスイングしています。体幹が締まった状態でスイングできるので、手先の悪い動きが入りにくいんです」。
金田久美子の超効率“10時−2時”スイング【連続写真】
「フィニッシュを小さく抑える“10時−2時”スイングを身につけたきっかけはケガでした。4年前から腰痛に悩み、さらに2021年の試合の練習日に転んで、左足を捻挫してしまい、最後まで振り切ることができなくなったんです。ケガが治るまでは……と小さなフィニッシュでゴルフを続けたのですが、想像以上に真っすぐ飛ばせるし、飛距離もほとんど落ちないことに気付きました」
それ以来、ケガが良くなった後もライン出しのイメージで“10時−2時”スイングを使うになった。
「フルショットに比べて、“10時−2時”スイングは、トップもフィニッシュも小さくなる分、体の軸がブレません。また、ダウンスイングで手首のコックも保ちやすくなるので、ちょいダウンブローにヘッドを入れられます。ハンドファーストを保って振れるため、飛距離を稼げるんです」
そのためのポイントを金田は2つ挙げる。「ダウンスイングでタメを作る1つ目のポイントは左手の親指と人差し指を意識することです。しっかり締めることで手首がほどけず、しっかり叩いていけます。そしてもう1つのポイントは、アドレスでお腹に力を入れて息を止めること。息を吐いてお腹を締め、そのまま呼吸を止めてスイングしています。体幹が締まった状態でスイングできるので、手先の悪い動きが入りにくいんです」。