＜ニチレイレディス　最終日◇17日◇袖ヶ浦カンツリー倶楽部・新袖コース(6,548ヤード・パー72)＞

　千葉県にある袖ヶ浦カンツリー倶楽部・新袖コースで開催された、国内女子ツアー「ニチレイレディス」。首位と3打差の4位タイからスタートした有村智恵は、最終日“68”で4つスコアを伸ばしトータル10アンダーフィニッシュ。しかし、同組で回ったシン・ヒョンジュ(韓国)に1打及ばず逆転優勝はならなかった。

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　悔やまれるのが1打差で迎えた16番だ。ティショットを左ラフに外すと、セカンドはショート。アプローチも寄せきれずボギーとし、パーをセーブしたシンとの差は2ストロークに広がった。2日目イーグルを奪った最終ホールも、入れにいった3打目のアプローチを放り込むことはできず天を仰いだ。

　「追いかける立場としてはボギーが多すぎですね。大事なところでボギーを打ったのは反省したい」と勝負どころでのミスに肩を落とした有村。これで海外勢の連勝が7に伸びたことについては、「今すぐ何かを変えようとかはないと思う。毎試合勝ちたいと思っているので」と複雑な表情を見せた。それでも、先週の予選落ちから優勝争いを出来る状態にまで復調したことは収穫。この悔しさは糧にして、次の試合にぶつけるしかない。

【最終結果】
優勝：シン・ヒョンジュ(-11)
2位T：有村智恵(-10)
2位T：笠りつ子(-10)
2位T：カン・スーヨン(-10)
5位T：不動裕理(-9)
5位T：イ・ナリ(-9)
5位T：イ・ボミ(-9)
5位T：リ・エスド(-9)
5位T：大江香織(-9)
10位：ヤング・キム(-8)