<RKB×三井松島レディス 事前情報◇9日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県)◇6305ヤード・パー72>
先週行われた国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は、韓国の15歳、リ・ヒョソンが衝撃のアマチュアVを達成し、大きな話題をさらったが、母国の大先輩である申ジエの目に、そのプレーはどう映っていたのだろうか。
優勝会見でヒョソンは同郷のレジャンドへの思いを話していた。「初日に申ジエ選手に挨拶に行ったら、やさしく挨拶を返してくれて感動しました。憧れの中の憧れの選手です」。国内女子ツアーで28勝、米国女子ツアー11勝を誇る偉大なる先輩とのちょっとしたやり取りですら15歳にとっては感動のワンシーンになった。
そんな憧れのジエは、“後輩”の活躍を「あんなに大きい大会で実力を発揮できるのはすごかったと思うし、最後の勝負であそこまでできるのは印象に残りました」と賞賛。やはりジエにとってもその優勝劇は衝撃的だったようで、先輩として目を細めた。
さらにこう続ける。「アマチュアがいいプレーをして優勝すれば、その選手だけではなく、みんなの成長につながる可能性が高い。だから本当にこれからの世代の選手たちに期待したいですね」。ヒョソン効果で韓国の若い世代にも刺激になったのではないかと見ている。
最後に「成長は一人ではできない。(ヒョソンを)見たら家族のサポートがすごくあったなって感じがします。(優勝しても)人が変わらないように見えたし、そのまま行ってほしい」。メジャーという大舞台でいきなり優勝という離れ業をやってのけた15歳へのメッセージは、変わらずそのままの姿で…。長年第一線で活躍してきた元世界1位の金言がそこにはあった。(文・齊藤啓介)